夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

【ジャワ一人旅】2日目 part.1 ボゴール植物園

ジャワ島に8泊10日で行って来ました。

この記事は2日目の日中にボゴール植物園に行った旅行記です。

※ 前の記事はこちら

fantasiabaetica.hatenablog.com

目次

朝食@ホテル

ジャカルタで3泊するのは「Liberty Hotel Jakarta Thamrin」です。

まずはホテルで朝食。

野菜を揚げたもの (大皿の右下) が特に美味しかったです。

右下のものは「mung bean porridge」という料理で、ココナッツミルクをかけて食べます。豆と筍を煮たもののようです。

ボゴールへ

鉄道でボゴールへ向かいます。

BNI cityという駅から乗り、Manggaraiで乗り換えてBogorまで乗ります。

ジャカルタはネコが多いです。現地の方は写真を撮ったりはしないので、少しこちらを警戒していますが、人間を恐れるということは基本的にありません。

ホテルからBNI Cityまでは、道案内も頻繁にあるので迷うことはありません。

日本では立って乗りましょうというルールに変わって来ていますが、インドネシアでは右側は歩くためのレーンです。

駅の窓口でKMTを入手。SuicaICOCAのようなものです。

料金は、カード代10,000ルピアと乗車代20,000ルピアを合わせた30,000ルピア。なので、購入直後にチャージする必要はありません。

BNI Cityはかなり近代的な駅です。

ただし、どちらのホームが正しいのかわからず適当に乗ると...

逆方向でした。Karet駅というところで、逆向き (正しい向き) の電車を10分ほど待ちます。

こちらが路線図です。

ボゴール植物園へ

無事ボゴールに到着。

駅は少し洒落たデザインです。

駅のすぐそばには、東南アジア感が全開の街並みが広がっています。

馬も走っています。

ボゴール植物園は大統領宮殿に隣接されています。宮殿には鹿がたくさんいて、外から人参などをあげている人もいました。

ボゴール植物園

植物園の入場口がわからず相当歩きましたが、駅到着から30分ほどで入場口まで着きました。

(普通はそんなにかからないと思います。)

入場口は4つありましたが、こちらがメインの入場口でしょうか。

門に向かって右にチケット売り場があり、その近くの施設ではマップを貰うことができます。

園内にはマップがあります。ただし現在地の表示がないものがほとんどで、最初は位置を把握するのに相当苦労しました。

園内は相当広いので、自転車 (25,000ルピア) を借ります。

いきなりですが、バクソ (肉団子入りラーメン) をいただきます。

なお正確にはバクソは「肉団子」という意味しかないので、料理の正式名称ではないと思います。

このバクソは、今回の旅行で食べた中で最高だったかもしれません。

バクソは一般的に牛肉から作るのですが、魚あるいはエビから作られています。また、ラーメンと春雨の2種類が入っているのも良いです。

これで20,000ルピア (200円) とは信じがたいです。

勧められてオレンジジュースもいただきます。(15,000ルピア)

少し薄味で、砂糖の甘味と苦味を感じるような味です。バヤリースの上位互換 (あるいは下位互換) といった味でしょうか。

食べ終わり、園内の散策を開始します。

園内には、いたるところに地上で根 (茎?) が分かれた植物が多く生えています。

ガジュマルなど沖縄の植物もそうですが、熱帯の植物の特徴でしょうか。

なお、こちらはタコノキと呼ばれる仲間の植物だそうです。足が分かれているからでしょう。

メキシコエリアへ。園内にはこちらのように、特定のテーマに沿った植物を集めたエリアが何箇所もあります。

こうしたエリアでは、自転車を入り口付近に止め、歩いて散策します。

サボテンと多肉植物がかなり生えています。

どれも、なかなか面白い形をしています。

再び広大な園内を自転車で走ります。道は車やバイクも走れるようになっています。

こちらの、ナッシー (アローラのすがた) のような植物は、Gyrinops属の植物だそうです。(日本名はなし)

40mにも達すると書かれていました。

園内には川が流れており、橋もかかっています。

吊り橋などは渡れないものもありますが、基本的には渡れます。

自転車のサドルの向きはこの後で直しましたが、下がった高さを直すことはできませんでした。

こちらは、ドリアンです。2種類のドリアンが生えているようでしたが、外見は大きくは変わりません。

噴水なんかもあります。

こちらの植物は、アフリカンチューリップと言うそうです。

落ちているのが花です。花の形がチューリップに似ているのが語源だそう。

こちらは、ショクダイオオコンニャクの蕾です。

蕾であっても、これを見れるのはラッキーだと思います。

こちらは蘭園です。

ただし時期が悪いのか、ほとんど咲いていません。

一部咲いているものもあります。

いくつかの種類 (品種?) について説明がありましたが、全てインドネシア語だったので理解はできませんでした。

こちらの「Astrid通り」は長い一本道となっており、綺麗な花が咲いています。

こちらの植物は、園内マップのイラストを見る限りでは、綺麗な花を咲かせるようです。

こちらの変わった形の植物は、タビビトノキという和名がついており、マダガスカルの植物だそうです。

こちらは鳥羽水族館などでも見られる、オオオニバス

ここで一旦休憩です。インドネシア感が満載の麺類をいただきます。

味が濃くて、あまり好きではありませんでした。

写真では伝わりづらいのですが、アイスチャイは少しピンクがかった色をしていました。

なお「タイティー」と言わないと伝わらないので、気をつけましょう。

こちらは、わりと探し回って見つけたバオバブです。

明らかに面白い形をしていますが、このアジア最大の植物園においては、それほど存在感はありません。

少し日当たりの悪そうなエリアには、シダ類も生えています。大きくて立派です。

ユリの花が咲いていました。

こちらのCanarium属の植物も、和名はありません。

根が変わった形をしています。タネは工芸品に使われると書かれていました。

水生植物園へ。

見たことがないような植物が多く、なかなか興味深かったです。

こちらはハイビスカスかと思いましたが...

どう見ても巨大すぎますね。

ただし、ハイビスカス属ではあるようです。(和名はなし)

ショップでは、ショクダイオオコンニャクラフレシアのキャラクターのグッズなどが売られていました。

ヤシの木がずらっと並んでいる道も、なかなか良い感じです。南国に来たことを実感させられます。

竹が群生しているエリアもありました。

こちらが大統領宮殿です。

休憩を含め、5時間ほどかけて全てのエリアを見終わり、自転車を返して駅に向かいます。

市内中心部へ

ボゴール駅までの道には屋台などが多く出ています。

ドリアン (10,000ルピア) を購入。臭いという話しか聞いたことがなかったですが、普通に美味しかったです。

少し臭みはありますが、クリーミーで甘さもあって、マンゴーなどに近いでしょうか。

ボゴール駅は始発なので、ゆっくり座って帰れます。

コンビニではアップルティー的なものを買いました。

新品の状態でパッケージがベコベコなのが、こっちの標準なようです。適度な甘さで、個人的にはわりと好きでした。

Part.2に続きます。

fantasiabaetica.hatenablog.com