3月の下旬に大分へ行く用事があり、京都から小倉までの区間を2日間かけて青春18きっぷで行ってみたので、記録を残しておきます。
1日目
京都 → 岡山
1日目は、山口県の岩国まで移動しました。まずは岡山を目指します。
朝に京都を出て、姫路と相生で乗り換え。10:38に岡山駅につきました。
西口から出ると、ファジアーノ岡山のポスターがデカデカと貼ってあります。
5分ほど歩いたところにある「福寿司 本店」さんで昼食です。予約しておきましたが、11時の開店直後ということで、空いていました。
名物わらどん(さわら丼)をいただきました。看板メニューらしいです。美味しかったです。
岡山 → 宮島
次は宮島を目指します。
元々は行く予定はなかったのですが、思ったより早くお昼を食べ終わったのと、天気がとても良かったので、思いつきで寄ることにしました。
12:08に岡山を出て、15:41に宮島口に到着という行程です。乗り換えは福山駅と糸崎駅。
糸崎駅では乗り換え時間があったので、少しだけ外に出てみました。
始発駅あるあるですが、本当に何もない駅でした。
というわけですぐに構内に戻り、次の電車に乗ります。
宮島口で降ります。
宮島観光スタートです。
宮島
宮島口からはフェリーで宮島まで行けます。
フェリー乗り場までは、宮島口駅を出てからまっすぐ進むだけです。(途中、地下通路を通るところがありますが)
...と言いつつ、あなご丼のお店があったので、ふらっと入りました。
「あなごめし うえの 宮島口本店」というお店で、評価の高いお店のようです。16時前という半端な時間なのにもかかわらず、お客さんは数組いました。
メニューはあなごめしのみ。小・上・特上があったので上を注文。おいしかったです。
さて、今度こそフェリーに乗って宮島を目指します。
フェリー乗り場に行くとわかりますが、フェリーは2種類あります。
どちらに乗っても大差はないですが、JRの方は青春18切符で乗れます。というわけで今回はJRのフェリーに乗ります。
ちょうど行ってしまったところだったのですが、15分待てば次の船が来ます。
さて、宮島についたものの、これといって目的もなかったので、とりあえず厳島神社方向に歩いてみます。
いたるところに鹿がいます。
立派な鳥居があります。
厳島神社です。
入っても良かったのですが、スーツケースも持っていてあまり動きたくなかったので、外から眺めるだけにしました。ちょうど引き潮の時間だったようです。
こちらは大鳥居。なんと工事中でした。
この後、もみじ饅頭を買って帰りました。いくつかお店はありましたが、味のバリエーションが豊富だったので「やまだ屋」さんで買いました。
岩国
再び山陽本線に乗り、岩国へ。岩国までは25分です。
岩国には4年前も泊まったのですが、駅が新しくになっていました。
この日はグリーンリッチホテル岩国駅前に宿泊。ホテルまでは本通商店街という商店街を歩いていきますが、全体的に寂れた雰囲気でした。
夕食は4年前にも訪れた「仁」さんにて。
岩国は広島県にかなり近いこともあり、お好み焼きのお店は多かったりします。
夕方にあなごめしも食べていたので、ちょうどいい量でした。ごちそう様でした。
2日目
錦帯橋・岩国城
ホテルに荷物を預け、まずは朝食。駅前のパン屋さんでパンを買って食べました。7:30の開店と同時に入りましたが、商品はけっこう揃っていました。
駅前のバス乗り場からバスに乗って錦帯橋を目指します。
乗り場は1番乗り場です。
時刻表を見るとわかりますが、10分か20分に1本のペースでバスが出ています。
遠く、山の上に見えるのが岩国城です。
ロープウェイでも行けますが、今回は歩きました。(そもそも、錦帯橋は8時から渡れますがロープウェイは9時からしか動きません)
錦帯橋を渡り、登山道を目指します。登山道の入り口はわかりにくいですが、「吉川家墓所」を目指すと良いです。
この写真の場所を少し進むと右に吉川家場所があります。そのまま直進すると登山道です。
ここから登山道です。
一本道なので迷うことはありませんが、たまに案内が出ています。
道中はこんな感じです。
20分強ほど歩くと、ロープウェイ乗り場に着きました。(早めに歩いたので、通常はもう少しかかると思います)
そこから10分ほど歩くと岩国城に着きます。
岩国城は一度廃城になっているので復元ですが、立派な天守閣です。
天守閣は9時から入れます。岩国城の歴史などについての展示がされており、最上階からは一帯を見渡すことができます。
かなり高いところにあるので、素晴らしい眺めです。錦帯橋も見えます。
この後、近くにある「護館神」に行ってみました。
岩国で災害が続いた頃に、それを鎮めるために建てられたものだそうです。
階段を登っていくと、鳥居がありました。
この後、登山道を下って錦帯橋の辺りにまで戻り、少し周辺を散策しました。
まずは「パンサー」さんで岩国寿司を購入。岩国から下関まで3時間半電車に乗る関係で、食べて行くことができなかったので、買って持ち込みました。
つぎに、岩国の地酒が試飲できるという看板を見かけ、「本家 松がね」さんという施設に立ち寄りました。
自販機で食券を買うスタイルです。一口サイズの岩国寿司なども食べることができます。
岩国のお酒についての説明が書いてありました。
「獺祭」などは知名度の高いお酒ですが、あまり飲むことができないという「村重」と「金雀」をいただきました。
村重は辛口、金雀は甘口です。いずれも美味しかったです。村重は岩国寿司なんかにも良く合いそうですね。
岩国駅 → 下関駅
この後バスで岩国駅まで戻り、ホテルで荷物を回収して山陽本線に乗り込みました。
12時前に出発して、15時過ぎに下関に着きます。それまで乗り換えはありません。
途中、新山口駅で30分弱停車したので、改札の外に出てみました。
レノファ山口のマスコット、レノ丸の看板がありました。今年は4チーム降格という厳しいレギュレーションですが、残留できるでしょうか。
観光交流センターという場所にはピアノが置いてありました。
弾くと名前を書いたシールを貼ってもらえます。せっかくなのでドビュッシーの「水の反映」を弾いてきました。
海響館
下関では海響館に行きました。
唐戸市場に行っても良かったのですが、15時までの営業時間に間に合わなかったので、今回は行きませんでした。
海響館まではバスで少しです。バス停がやたらと多くて迷いましたが、唐戸市場に向かうバスに乗れば良いです。主要観光地なので、分かりやすく案内が出ています。(バス停としては、海響館は唐戸市場の少し手前です)
外観はこんな感じです。
近づくとこんな感じです。
海響館は基本的には順路に沿って回る形です。ちなみに、荷物は無料で預かってもらえます。嬉しいサービスです。
展示の最初には、フグ目の魚の名前がフグの形で書かれていました。
海響館はフグ目の展示に特化している水族館で、一般人が楽しめるのはもちろん、詳しい人でも楽しめる水族館となっています。
ハリセンボン科の魚。ハリセンボン科は7種からなるそうです。(この魚がどれだったかは忘れました...)
ホワイトバードボックスフィッシュ。昔、観賞魚のカタログで見たのを覚えています。
マンボウ。あまり写真映りがよくありません。
こちらはネズミフグ。ハリセンボンの仲間です。
他にもマイナーなフグ目の魚がたくさんいました。フグ目の魚に詳しい人からすれば、本当に楽しい水族館だと思います。
こちらは南米に生息するピラルク。
同じ水槽にいたジャウー。初めて見ましたが、可愛くて気に入りました。ナマズの仲間です。
ミナミイワトビペンギン。イワトビペンギンって3種類に分かれていたんですね。知りませんでした。
小倉
海響館からバスで下関駅に戻り、そこから小倉へ向かいました。下関から小倉までは本数も多く、15分ほどで着きます。
まずは「小倉鉄なべ 魚町店」で餃子をいただきました。
揚げ餃子というものを相当久しぶりに食べました。美味しかったです。
この後ホテルでチェックインをして、再び駅の方へ。小倉は駅からすぐのところに飲み屋やらパチンコ屋やらが乱立していて、民度が低いという前情報は聞いていましたが、予想以上でした。
ちなみに、駅自体はギラヴァンツ北九州をかなり推している感じでした。今年は主力が大量に引き抜かれましたが、どうなるでしょうか。
駅に戻り、アミュプラザ小倉の「博多ラーメン Shin-Shin」にて、ラーメンをいただきました。
Shin-Shinは博多で食べて以来2度目でした。いわゆる博多ラーメンで美味しいです。
この後、小倉城の方向に少し歩いてみました。
時間が遅くて中には入れなかったので、天守閣を外から眺めました。
ホテルに戻ろうとしたところ、道中で水環境館なる施設を発見。
入館料が無料とのことで、閉館ギリギリでしたがとりあえず入ってみました。
展示などもしっかりしていましたが、時間がなかったので、水族館のようなコーナーだけさらっと見ました。
こちらはコイ。
ナマズもいました。
たまたま立ち寄って展示もきちんと見ずに言うのもアレですが、河川について楽しみながら学べる施設、という印象を受けました。
この後ホテルに戻りました。今回はスーパーホテル小倉を利用しました。
入浴時間が20時までだったので、バタバタと小倉を食べ歩きつつ散策しましたが、なかなか楽しかったです。
京都から小倉は頑張れば1日で行ける距離ですが、2日かけたことで観光も楽しみつつ移動することができました。
次回は1日で行ってみても面白いかもしれません。