夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

中央アジアの旅 2日目 part.2 イチャン・カラと周辺散策

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、2日目にヒヴァのイチャン・カラを観光した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

目次

チケット売り場へ & 昼食

ホテルで少し仮眠を取り、イチャン・カラの散策へ向かいます。

といっても、自分も最初は理解していなかったのですが、自分の泊まるPolvon Ota Hotelはイチャン・カラの中 (南門のすぐ近く) にあります。

ちなみに、イチャン・カラの中には住宅も多くあり、普通に人々が生活しています。

特に子供たちはフレンドリーで、挨拶をしてくれる子が多かったです。覚えたての英語を使いたかったのか、自転車でわざわざ追いかけて自分の名前を言ってくれる子もいました (笑)。

イチャン・カラには4の門があり、そのうちチケット売り場のある西門以外はチケットなしでも入場できますが、イチャン・カラ内の建物に入るにはチケットが必要なので、チケット売り場を目指します。

ホテルに着くまではガタガタの道でスーツケースを転がすのが大変でしたが、部屋に置いてしまうと楽。マンホールのデザインも素敵です。

カルタ・ミナルのところまで来ました。

ここまで来るとチケット売り場はすぐ近くだったのですが、完全に迷ってしまい、チケット売り場のある西門ではなく北門から出てしまいました。

ですが、結果としてはこれが大正解。ロードサイドに美味しそうなローカルレストラン (?) を発見したのです。

頂いたのは、ラバシュとガンブルゲル。いずれもトルコ料理の影響を色濃く感じさせる料理で、非常に美味しかったです。

ついでに水が買えたのも良かったです。

英語は通じないので、簡単なロシア語ができると理想的ですが、メニューがあるので出来なくても大丈夫です。北門から出てすぐ左にあるので、ぜひ行ってみてください。

結果的に最高のランチを頂いたあと、本来の目的地であったチケット売り場へ。城壁に沿って歩くだけなのですぐに到着しました。

イチャン・カラ内を散策

西門から入ると、すぐ見えてくるのがカルタ・ミノルです。

未完成の塔らしいですが、十分美しいように思います。

こちらはクフナ・アルク

ハンの宮殿だった場所です。日本の城の場合、天守閣は一番奥まったところに建てますが、こちらは入ってすぐのところにありました。

クフナ・アルクの内部。多くの観光客で賑わっていました。

近くで見るとこんな感じ。非常に美しいです。

室内には古代のホラズム王国に関する展示が。

大きな土器も展示されていました。

ステージのような場所もありました。

こちらはムハンマド・アミン・ハン・メドレセ。

かつては神学校だったそうです。

こちらの建物も、中には様々な展示がされていました。

引き続き散策。なんでもない場所でも、このような面白い構造をしていたりします。

遠くに見えるのがイスラーム・ホジャ・ミナレットです。

名前は分かりませんが、何かの建物の内部。

天井だけテイストが違いますが、このような建物もいくつかありました。

ロシアのアクレサンドル2世から当時のハンに送られた馬車。

こちらも名前は不明ですが、中に広大な広場がある建物がありました。

メロンのイベントをやっているそうなので、門から出てみます。

なんと、メロンとスイカがツリー状に飾られています。

非常に多くの人で賑わっており、現地の方はメロンやスイカを買っていましたが、イートインはできそうになかったので、適当にぶらついてから戻ります。

再び、門の内側へ。日本製の自動販売機がありました。

こちらは、パフラヴァン・マフムド廟。青いドームが特徴的です。

そろそろ、イスラム・ホジャ・ミナレットに登ってみます。

中はこんな感じの急勾配。人がすれ違うだけでも大変で、特に体の大きな西洋人とすれ違うのは大変でした。

階段の途中には小窓がいくつもあり、そこからの景色も楽しめました。

頂上からの景色。近くにあるパフラヴァン・マフムド廟は一段と目を引きます。

ミナレットに登るには追加で100,000スム必要で、正直かなり高いとは思いますが、個人的には価値はあったと思います。

ミナレットから降り、怪しいジュースと水を買って一旦ホテルに戻ります。

このジュースは薬のような味で、飲めないほどではないですが、美味しくはなかったです。

買い出し & 夕食

少し仮眠を取り、近くにあるスーパーに向かいます。

ホテルの目の前の景色。この門は南門です。

スーパーまでの道もこんな感じです。

本当に迷路のようで、Googleマップが当てにならず何回も迷いましたが、それも含めて楽しいと言えば楽しかったです。

目当てのスーパーに到着。

赤ワインとお菓子を買いました。

少し早いですが、近くのチャイハナで夕食を取ります。

英語は通じませんが、写真付きのメニューがあるのでロシア語が読めなくても大丈夫だと思います。

頂いたのは、シュビト・オシュ (左) とオクローシカ (右)。

それからマントゥ。

シュビト・オシュは物珍しかったので頼んでみたのですが、美味しいとは思いませんでした。(不味くはなかったです)

逆にオクローシカは良かったです。キュウリとヨーグルトという、おそらく普通の日本人なら拒否反応を示しそうな組み合わせですが、ディルの風味が効いているからか、個人的には美味しく感じました。

こちらがスーパーで買ったお菓子とワイン。

Jリーグ京都サンガFC東京の試合を見ながら飲みました。試合は残念ながら京都の完敗。

赤ワインは異常な甘さでした。後でサマルカンドのワイナリーに行った時に分かったのですが、ブドウが完熟した状態で収穫をするため、こんなに甘くなるようです。

好みは別れると思いますが、個人的には結構好きでした。

翌日はついにトルクメニスタンに入国です。3日目に続きます。