夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

中央アジアの旅 13日目 part.1 アスタナを日帰り観光

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、13日目の朝に国内線でアルマトイからアスタナに飛び、アスタナを日帰りで観光した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

目次

アスタナへ

この日はアスタナを日帰りで観光しアクタウに飛びます。

まずは空港へ。タクシーだと30分かからずに着きました。

国際線のチェックインはかなり混雑していましたが、国内線の方はスムーズ。

保安検査の先に飲み物を持ち込めるか聞いたら、かなり不機嫌そうにダメと言われた (正確にはそのような素振りをされた) ので、前日に持ち帰ったDodo Pizzaを食べてから保安検査へ。

しかし、試したら水も持ち込めました。謎です。

飛行機は定刻通りに出発。首都アスタナに向かいます。

国内線ですが、機内食が出ました。

ちなみに飲み物はレモネードです。

また、水は搭乗前から座席に置かれています。さすがアスタナ航空。

ほとんど寝ていましたが、起きたときには平野の上にいました。

画質は悪いですが、大統領宮殿やバイテレク、平和と調和の宮殿なども見れました。

アスタナには定刻通り到着。

空港はかなり綺麗でした。

手荷物もスムーズに出てきたので、1800テンゲで荷物を預けて空港を後にし、バスで観光に出発です。

市内中心部へ

バスは10番と12番の2種類。バス停はやけに長いのに一瞬しか停車しないので、場所は誰かに聞いておいた方が良いと思います。

しかし、ここで現金で運賃を払おうとすると拒否されるアクシデントが。どうやら専用のアプ リ (PayPayみたいなアプリ?) で払う必要があるようだったのですが、何も分からなかったので無賃乗車してしまいました…

当然英語も通じないので、さすがにちょっと観光客に優しくなさすぎますね… (まあタダで乗れましたが…)

ちなみに、バス自体はかなり綺麗です。キャッシュレスしか対応してないくらいですからね...。

道中では、モスクなどの建物が見えました。

こちらのモスクの左に映っているのが、後で言った未来のエネルギー館です。

こちらはオフィス街。アスタナは未完成の都市ということもあり、工事中のエリアが多かったです。

アルマトイと違ってYandex.mapsを使ってもどのバス停で降りたら良いかが分かりませんでしたが、中心地らしき場所で降りました。

ハン・シャティー

最初の行き先は、ハン・シャティールという建物。

中身はショッピングモールです。

3階にはフードコートがありました。

こちらのお店でケバブを注文。

ウズベキスタンで食べたラバシュと見た目は一緒ですが、少しこちらの方が塩辛かったです…。(不味くはなかったですが)

この後、上のフロアへ。こちらはゲームコーナーとなっています。

さらに上には屋内ビーチがありました。

このビニールの中がビーチ。最上階は日光がほぼ直撃で相当暑かったので、ビーチには適しているのかもしれません。

バイテレク

続いてバイテレクへ。アスタナ観光の目玉です。

バイテレクはハン・シャティールを出ると正面に見えているので、公園の中をまっすぐ歩いていくだけです。

公園の中には噴水や花壇などがたくさんありました。

バイテレクに到着。

しかし、13:30まで昼休みでした。ということで20分ほど待ってから入場。

といっても、基本的には登って降りるだけです。

中からの景色は、この通り金色のガラスのせいで色がかかって見えます。

ナザルバエフ前大統領の手形があることで有名ですが、多くの人が並んでいたので遠目に見て引き上げました。

 

大統領宮殿の周辺を散策

続いて大統領宮殿へ。

道中には、こちらの金色のビル。

確か何かのオフィスだった気がします。

こちらが大統領宮殿。

なお、ここに行くには歩道橋を渡るのですが、そのときに軍人に何か言われたり (英語ではないので理解不可能)、このエリアにも軍人や警察が多くいたりしたので、早めに引き上げました。

近くにコンサートホールがありました。写真は逆行になっていますが、美しい色合いでした。

近くには窓な金色の建物が。政府関係の何かでしょうか。

ここから平和と調和の宮殿を目指しますが、大統領宮殿の裏側に出てしまい、道が分からなくなります。

宮殿の裏側は川になっており、ここに出てしまうと辿り着くには遠回りする必要があるようでした。

ということもあり、タクシーに乗って未来のエネルギー館に向かいます。

未来のエネルギー館

こちらが未来のエネルギー館。

アスタナでは2017年にエネルギー万博があり、その時に作られたものです。

中は8階建てになっており、まずエレベーターで8階に上り、そこからは階段で下りながら展示を見ていくという流れでした。

ハン・シャティールと同じく、8階は太陽の光が入るのでかなり暑かったです。

また下を見下ろすことができますが、さすがに少し怖いくらいの高さでした。透明な床もありました。

肝心の展示内容は「未来のアスタナ」です。

アスタナの模型もありました。アスタナは未完成の都市で実際に工事中の場所も多かったので、完成予想図かもしれません。

7階は宇宙開発に関する展示で、けっこう面白かったです。

風力発電の階では強風を体験できました。

上の写真の通りレベル12まであるそうです。体験できたのはレベル7まででしたが、それ以上は危険だと思いました(笑)。

バイオマスの階は一部の床にバイオマス(?)が敷き詰められており、とても良い香りがしました。

こちらは、確か水力発電の階にあった模型。動いてはおらず、説明もなかったので概要は不明ですが…

見終えた感想として、きちんと全ての展示に英語の説明はありますし、仮に分からなくても、映像や模型を見ているだけで面白い気がしました。

エネルギー館を後にし、アスタナ空港に戻ります。

part.2に続きます。