ジャワ島に8泊10日で行って来ました。
この記事は6日目の昼にゲムビラ・ロカ動物園に行った旅行記です。
※ 前の記事はこちら
fantasiabaetica.hatenablog.com
目次
ゲムビラ・ロカ動物園 (Gembira Loka Zoo)
ボロブドゥール寺院を後にし、市内に戻ってきました。
動物園には10時過ぎに到着です。
看板 (垂れ幕) からも、両生類・爬虫類に力を入れていることが伝わってきます。
園内に入りました。
園内には、こちらの順路を示す看板が何本も立っており、回りやすいです。
まずは家畜などのコーナーです。
ヤギはホルスタインのような体色をしていました。あまり日本では見かけない色な気がします。
こちらはアクシスジカと言って、主にインドに生息しているようです。
ミニブタの子どもです。
ウサギ。東洋人が珍しいのか、こちらを見ています。
次は、池のようなコーナーに出ます。
錦鯉がたくさん泳いでおり、別の池にはその子どもたちが大量に泳いでいました。
品種までは分かりませんが、プレコの仲間でしょうか。
日本だとヒーター付きの水槽で飼われる魚なので、熱帯に来たことを実感させられます。
すぐ近くにはドクターフィッシュのコーナーが。過去に見た中では最大クラスでした。
水が濁っていて分かりにくいですが、奥の水槽にはピラルクが泳いでいます。
ここから、園内を走っているゾウの形をしたバスに乗り込み、1番の停留所から2番の停留所へ。バスはピンクと黒の2台。
停留所は4番までありますが、動物がいない区間は1番から2番の間だけなので、全て見ようとすると他の停留所から乗る機会はないと思います。
(なお、バスの写真は3番か4番の停留所で撮りました。)
朝食から5時間ほど経っていたので、とりあえず園内のコンビニでハイカロリーな飲み物を調達します。
めちゃくちゃ甘いですが美味しいです。飲み続けたら病気になる気がします。
次は両生類・爬虫類のエリアです。まず出迎えてくれたのはワニ。
写真映りは極めて悪いですが、こちらを向いている鮮やかな体色のヘビはTrimeresurus albolabris insularisという名前 (和名なし) の、インドネシアの固有種です。
公式ホームページのトップにもいましたから、動物園としても目玉なんだと思います。
実際、かなり美しい色をしていましたし、これを見れただけでも来た価値があったと言っても過言ではありません。
品種はわかりませんがカメレオンもいました。
動物としては有名ですが、日本ではあまり見ない気がします。
ミドリガメです。大きくなってもそこそこ可愛いと自分は思います。
両生類・爬虫類エリアで知っている種類はこれくらいでした。
(そもそも、それほど詳しくないというのもありますが。)
こちらの頭が赤いカメは、カラグールガメという種類です。
ボルネオ島の付近に生息しているようです。
こちらはアミメニシキヘビのパールアルビノ個体。
パールアルビノという言葉は初めて知りましたが、アルビノの中でもいくつか品種があるのでしょうか。
こちらはフタアゴヒゲトカゲ。オーストラリアの固有種です。
こちらはゴールデンテグー。和名はないですが、日本でもその名前で呼ばれているようです。
こちらのコブラ (Naja sputatrix) はジャワ島の固有種で、この個体はアルビノのようです。
こちらはマングローブオオトカゲ。1m以上になる大型のトカゲです。
結局、目当てだったコモドドラゴンはいませんでした。
昨日の朝のドニの話によると「3mぐらいの小さめの個体がいる」とのことでしたが、残念ながら銅像があったのみ。
※ なお自分の聞き間違えかもしれませんが、調べたところ3mというのはほぼ最大サイズです。
ですが、日本では見たこともないような種類を多く見れて楽しかったです。
ここからは再び哺乳類と鳥類のゾーンに戻ります。
コシグロペリカン。オーストラリアで唯一のペリカンで、インドネシアにも生息しているそうです。
こちらの鳥はシロガシラトビです。インドからオーストラリアにかけて生息しているようですが、2014年に石垣島に飛来したことがあるそうです。
こちらの鳥はハチクマと言って、現地の展示によるとインドネシア周辺にいるそうですが、調べたところ日本にもいるそうです。(亜種などがあるのでしょうか。)
こちらのクマタカ属の鳥は種小名が書かれていませんでした。
マレーワシミミズク。かなり特徴的な見た目をしています。
猛禽類は全体的に見たことがない種類が多く楽しかったです。
続いてバードハウスに入ります。
ものすごい近くにクジャクがいます。
色とりどりのインコ。ずっと鳴いていました。
こちらのインコは、少し控えめな配色ですが美しいです。
通路のど真ん中にはメスのクジャク。
日本の動物園にも放し飼いのバードハウスはあるような気はしますが、クジャクがこの距離感にいるところはない気がします。
日本ではできない貴重な経験でした。
バードハウスを出て、再び哺乳類のゾーンへ。こちらはサーバルキャット。
インドネシアなので、当然トラの種類はスマトラトラです。写真は上手く撮れませんでした。
こちらの動物はアカハナグマというそうです。南米に分布しているとのこと。
マレーバクは水浴び中でした。
カバは学生たちに大人気でした。
一通り展示を見終え、出口に向かいます。
スワンボート的なものは、絶妙にリアルです。
お土産コーナーにいたホワイトタイガー。さすがに丸すぎると思います...。
ボロブドゥールなどと同様、お土産を売っているエリアを強制的に歩かされる仕様でしたが、お客さんも多かったので特に客引きなどにも会わずに出口へ。
トランスジョクジャに乗り、昼食を食べに行きます。
RM. Duta Minang Gowongan (昼食)
パダン料理を食べるため、バスに乗って市内中心部に戻ります。
Kusumanegara Gembira Loka駅からトランスジョクジャに乗ります。
平日の昼間なので車内はガラガラでした。
信号待ちの間に、謎の着ぐるみがチップを求めてやってきます。
この国では何度も見た光景ですが、このキャラクターは何でしょう...
13時前に店に到着。
店内は基本的に一切英語が通じませんでしたが、何とか注文と会計を完了。
ご飯の周りに料理を盛っていって、食べる前に会計、というシステムです。
ようやく、気になっていたルンダン・サピにありつくことができました。
牛肉をココナッツミルクで煮たもので、スパイスも効いていて甘すぎず美味しいかったです。
ちなみに、ひとつ220,000ルピア (約200円) と、そこそこ高価です。
食後は歩いてホテルへ。
道中にあった記念碑はTuguと呼ばれており、駅名にも使われています。
プラザ・マリオボロ (夕食)
起きたのが3:30だったのもあり、この日はホテルに戻り仮眠を取りました。
夕食は3日連続ですがプラザ・マリオボロへ。
マリオボロ通りにも集合屋台はあるのですが、ローカルフードに飽きてきていたことや、胃腸の調子も加味して行きませんでした。
この日は中華料理の店でお粥をいただきました。
卓上調味料は、自分は黒酢しか使いませんでした。何にでもスパイスを入れてしまうのがこの国です。
マリオボロ通りはいつも賑わっています。
ホテルに帰り、ルームマッサージを受けました。60分で185,000ルピアと、日本と比べると非常にお得です。技術的にも満足でした。
ジョクジャカルタは、中心部が完全に繁華街になっていたり、遺跡群が完全に観光地化されたりしているのが自分は好きではありませんでしたが、3日間いたジョクジャカルタもこれで最後です。
7日目に続きます。