夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

【ジャワ一人旅】6日目 part.1 ボロブドゥール寺院

ジャワ島に8泊10日で行って来ました。

この記事は6日目の朝にボロブドゥール寺院に行った旅行記です。

※ 前の記事はこちら

fantasiabaetica.hatenablog.com

目次

バレデ丘 (サンライズ)

サンライズを見るため、ボロブドゥール近くにあるバラデ丘 (Bukit Barede) に向かいます。

昨日の朝にBedhot Restoでドニが話していた通り、3:45にドライバーの方がホテルまで来てくれました。

マリオボロ通りの辺りはこの時間帯でも少し騒がしかったです。

道が空いていたので、丘には1時間強で到着。

バラデ丘の入場料は50,000ルピアです。

階段を登り丘の上を目指します。

左側に見えている山がムラピ山。かなり分かりにくいですが、その麓のあたりにボロブドゥールが見えます。

昨日プラザ・マリオボロの地下1階で買ったパンを食べながら夜明けを待ちます。

なお無料で紅茶またはコーヒーも貰えます。

5時半ぐらいになると、完全に空が明るくなってきます。

曇っていたのでサンライズは見れませんでしたが、ムラピ山とボロブドゥール、および周辺の熱帯雨林という構図は一見の価値ありです。

サボテンのような植物も生えていました。ボゴール植物園のメキシコエリアで同じような植物を見た気がしますが、もしかしてインドネシア原産だったのでしょうか。

6時に丘を後にし、ボロブドゥールに向かいます。

なお、サンライズが鑑賞できる場所は他にもありますが、客は自分を入れて3組4人だけでした。

出口のあたりにはガムランを演奏している人たちが。

右下の小さいガムランを一緒に叩かせてもらいました。音はしっかり5音の音階 (ペンタトニック) になっていました。

ボロブドゥール寺院

ボロブドゥール寺院には6:15ほどに到着します。

6時半からしか開かないということで、適当に散策したりして待ちます。

ネコがネズミ (?) をガシガシ齧っていました。

6時半になり、昨日買ったプランバナンとの共通入場券で中に入ります。

奥に見えているのがボロブドゥールです。

近づくと門があり鍵がかかっていますが、近くにいたスタッフの方によれば7時に開くということなので、適当に散策して待ちます。

プランバナンと同じく、公園内は整備された芝地になっています。

種類は分かりませんが、綺麗な花が咲いています。

7時になり門が開きました。

改修工事のため上がることはできず、周りを一周したら終わりです。

それにしても、これほど精緻で巨大なものが土の中に何百年も地中に埋まっていたというのは信じ難いです。

あらゆる部分にレリーフが彫り込まれています。

プランバナンにもいた、シーサー (狛犬?) 的な石像。

可愛くも怖くもない、何とも言えぬ顔をしています。

ボロブドゥールの周りは、こんな感じで熱帯雨林になっており、そのミスマッチとも言える雰囲気が自分は結構好きでした。

園内にも植物は生えており、こちらの植物園はCanarium indicum (和名なし) という種類です。

インドネシア語では「Kenari」と呼ばれており、実は「クナリナッツ」として食されるとのこと。

寺院を見た後は、園内をぐるっと回って出口に向かいます。

途中、象に遭遇。5匹いるようで、うち2匹が散歩 (?) 中でした。

象舎を上から見るための階段 (?) もありました。

ドライバーの方が言うには、所要時間は大体2時間とのことでしたが、寺院の上に上がれなかったのもあり時間が余っていたので、象を見ながらホットチョコレート (シナモン味) を飲んで過ごします。

味は少し水っぽく、あまり好きではありませんでした。

象以外にも、シカ (?) の仲間が飼育されていました。

プランバナンと同様、お土産を売っている通りを抜けて出口に向かいます。

時間が早かったためか、営業しているお店は少なかったですが、観光客の数が少なすぎるため、客引きはどこまでも付いてきました。

パウォン寺院

ボロブドゥール寺院を後にし、まずは2kmほどの距離にあるパウォン寺院へ向かいます。

こちらがパウォン寺院。地元の方が生活されているエリアにひっそりと佇んでいました。

チケットは特徴的な形をしており、ムンドゥッ寺院との共通券です。

プランバナンやボロブドゥールと同じく、レリーフが掘られています。

種類は分かりませんが、美しい花が咲いていました。

ムンドゥッ寺院

つづいて、さらに2kmほど走りムンドゥッ寺院へ。

寺院そのものとは別に、ストゥーパ (?) が建っているエリアがあるので、まずはこちらを散策。

池があり、魚も泳いでいました。

礼拝所のような場所があり、入り口の両脇に亀と龍が合体したような石像が置いてありました。

この2日間、絶妙に可愛くない石像ばかり見てきましたが、こちらの石像は可愛くて良いなと思いました。

こちらがムンドゥッ寺院です。

ここまでに見てきた寺院と同じく、精緻にレリーフが彫り込まれています。

 

パウォン寺院と違い、ムンドゥッ寺院は広々としています。

改修工事中なのか、梯子がかかっていました。

この旅行を通して、この木は何度か見ましたが、種類は分からず。

パウォン寺院とムンドゥッ寺院は、正直プランバナンやボロブドゥールと比べると明らかに見劣りしますが、こじんまりとした雰囲気は自分は嫌いではなかったです。

もしタクシーのチャーターなどでボロブドゥールを訪れている場合、少しの時間とお金で訪れることができるので、行ってみても良いかなと思います。

Part.2に続きます。

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