2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。
この記事は、5日目にアシガバッド郊外を観光した旅行記です。
ニサ遺跡とアハル・テケのいる厩舎に行きました。
※ 前の記事はこちら
目次
ホテルにて朝食
まずはホテルにて朝食。
想定通り大量でしたが、ロールパンを持ち帰り、籠に入ったパンと袋入りのチーズを残した以外は完食できました。
夕食と同じく、朝食でもメロンが。
個人的には夕食で出てきたメロンの方が甘味が強くて美味しいように感じましたが、こちらも日本のメロンと比較するとかなり美味しく感じました。
9時ごろにホテルでガイドのEneshさん、ドライバー (兼・午後からのガイド) のOlasさんと合流。
Eneshさんは日本に興味があって日本語の勉強もしているのですが、この日はモスクワで買ったという呪術廻戦のTシャツを着ていました。
ニサ遺跡
まずは、アシガバッド郊外にある旧ニサ遺跡の観光へ。周辺の山々の景色も美しいです。
紀元前3世紀に興ったパルティア王国の遺跡です。
中は迷路のような構造で、ところどころ開けた空間もありました。
入ってすぐに、ヨーロッパ系のツアー客の方々を案内していたガイドの方に付いていくことになりました。
かなりテンションが高く、話し始めると終わらない方で、さすがに少し疲れましたが、面白かったです。
曰く、旧ニサ遺跡には王が住んでいて、人々が住んでいたのは数キロ先にある新ニサ遺跡だそうです。
そして、ニサはギリシャ文化の影響を受けて真っ白だったことが、現在のアシガバッドが真っ白なことにも影響していると。
また、ローマとの戦いについてかなり詳しく話してくれました。
しかし、途中でドライバーの方から電話がかかってきて、そろそろ行かないとマリに着けないとのことで離脱。
なお、旧ニサ遺跡は周りの景色もとても綺麗でした。
アハル・テケのいる厩舎
ニサ遺跡から20分ほど車で走ってトルクメニスタンの固有の馬であるアハル・テケがいる厩戸へ。
施設の正式名称は分かりません。
何頭かの馬を連れ出してきてくれました。
この馬は高跳びの大会で優勝したそうです。
こちらの金色の馬に触らせてもらいました。
見た目が美しいだけでなく、触り心地も良かったです。
こちらの馬も、確か高跳びの大会で優勝したはずです。
20ドルで乗馬することもできますが、ジャワで乗ったときに揺れるのが苦手だと思ったのと、異常な量のハエがいたので断りました。
Owadan Tourismのオフィス
これにてアシガバッドのツアーは終了。
最後に、今回お世話になったOwadan Tourismのオフィスが入っている建物へ。
社長とも会いました。ガイドのEneshさんが言うには、20年前に創業して大きな会社になったとのこと。
また、Eneshさんのお母さんにも会いました。
とても若く (高校を出て5年とのこと) 勉強熱心だなとは思っていましたが、休みだから手伝っているだけで、9月からモスクワに戻って勉強するそうです。
また、オフィスの一角は展示室になっていました。
トルクメン人の生活に関する展示がほとんどでした。
伝統衣装を着させられてドンブラを持たせられました。
せっかくなのでグレゴリオ聖歌の「怒りの日」を弾いてみました。音域が狭いので、こういうときに便利。
ここでガイドのEneshさんとはお別れ。
2日間楽しかったです。
ここからは、ドライバー兼ガイドのOlasさんと二人でマリへ向かいます。
part.2に続きます。