ジャワ島に8泊10日で行って来ました。
この記事は9日目の朝にブロモ山を観光し、マダカリプラの滝に向かった旅行記です。
※ 前の記事はこちら
fantasiabaetica.hatenablog.com
目次
ブロモ山へ
ブロモ山の観光にあたっては、Tour Mount Bromoという会社のツアーを利用しました。
前日に宿泊していたBromo Terrace Hotelを2:30に出て、ツアー会社のSherryさん、および現地のガイドの方2人とジープでブロモ山に向かいます。
ジープに乗るのは人生で初めてでした。座席が前ではなく横を向いているのが新鮮です。
ブロモ山に近づくと、ものすごい数の観光客でなかなか進みません。
これまで行った観光地はどこも閑散としていたため、これは衝撃でした。
シンガポールなど近隣の国や、国内からも大勢の観光客がやって来て、週末はいつもこんな感じだとのことでした。
朝早いですが、観光客のために多くのお店も営業しています。
こちらのお店 (小屋?) で紅茶をいただきました。
どうやらコートの貸し出しもしているようです。自分は上着を持っていなかった (防寒インナーを着ていた) ので寒そうに見えたのか、勧めてくれました。
この小屋から少し歩いたところがサンライズの鑑賞スポットになっています。
鑑賞スポットは他にも多くあり、King Kong Hillなどが有名なのですが、そちらはかなり人が多いとのこと。
実際、自分たちが行った丘は人が少なくて見やすかったです。
手前で煙を上げているのがブロモ山。その隣がバトゥッ山。奥で煙を上げているのがスメル山です。
東の方から、次第に光が差して来ます。曇ってはいましたが、十分美しい光景です。
思えば、ジャカルタまでの飛行機で隣だった方からはインドネシアは雨が多いと言われていましたが、ジョクジャカルタのホテルにいた時と、前日のスラバヤからブロモまでの移動中以外で雨は降りませんでした。ラッキーだったと思います。
夜が明け、バトゥッ山もハッキリと見えるようになりました。
1週間前にジャカルタに入って、ジョクジャカルタとスラカルタを経由してここまで来て、最後にこの景色を見れたのは感無量です。
せっかくなのでガイドの方に写真を撮ってもらいました。
こちらの方はスマトラ島からやって来られたそうです。
たまたま近くにいたので、なぜか一緒に写真を撮ることになりました(笑)。
鑑賞スポットを後にし、ブロモ山と砂の海に向かいます。
移動中に撮った一枚。ブロモ山がバトゥッ山に完全に隠れていますが、太陽が出て霧が晴れて来たのか、砂の海がハッキリと見えました。
砂の海につきました。最高の天気です。
せっかくなので、ジープとも写真撮影。
ここからブロモ山へは歩くこともできますが、せっかくなので片道だけ馬に乗ってみます。
速度は徒歩の1.2倍くらいですが、かなり揺れます。
ブロモ山に向かって、砂地を進んでいきます。
馬を降りたところで200,000ルピアを要求されました。事前にガイドの方から聞いていた額よりも高かったのですが、どうせルピアも余るので払いました。
ガイドの方が言うにはやはりボッタクリだったようなので、事前に確認するようにしましょう。まあ楽しかったので今回は良いです。
噴火口へは、この階段を登ります。
階段は250段弱ありました。上の方になると、途中でバテて休んでいる人も多かったです。
こちらが火口。轟音を立てて煙を上げ続けていました。
ガイドの方が言うには、ブロモ山は3年前に、スメル山は1年前に噴火をしたとのことでした。
階段のあたりからは、バトゥッ山を間近に眺めることができます。
広大な砂の海を歩いてジープに戻ります。
砂の海にはヒンドゥー教の寺院もありました。
車に戻って来ました。自分がジープは赤でしたが、他にも様々な色があって面白かったです。
あと、現地のガイドの方が着ていたパーカーが面白かったです。
この国に来てから「こんにちは」とか「ジャパン トーキョー」とか日本語が書かれた服を着ている人はそこそこ見ていたので、どこで買ったのか聞いたら、インドネシア国内で買ったとのこと。
まあ、どう考えても日本では売ってないですよね...(笑)
朝食@ホテル
ホテルに戻って来たのは8時半。
朝食は4種類の中から事前に選ぶ形式なのですが、ソト・アヤムがメインのものを選んでいました。
早朝から6時間も外にいたので空腹だったこともあり、非常に満足な朝食でした。
特筆すべきはソト・アヤムでしょうか。ソト・アヤムを食べるのはジャカルタの空港、プランバナン寺院に続いて3回目だったのですが、こちらのソト・アヤムはターメリック (カレー粉?) が効いていて美味しかったです。
自分は大学の時、下北沢のマジックスパイスというスープカレーの店に通っていたのですが、この店が標榜する「インドネシア風スープカレー」というのが何のことなのか、最終日になってようやく理解しました。
ジャワでの最後の夜を過ごしたBromo Terrace Hotelに別れを告げ、マダカリプラの滝に向かいます。
マダカリプラの滝
ホテルを9:30ごろに出て、GIlangさんの車でマダカリプラの滝に向かいます。滝には45分ほどで到着。
滝はかなり濡れるということで、半ズボン + サンダルに車の中で着替えます。
まずはバイクで2km走って入場口のようなところに行きます。
そこからは山の中を現地のガイドの方と2km歩きます。
熱帯雨林の光景を見ながら歩くのは楽しいです。
滝を目指しているので当然ですが、川が流れています。
途中、小さな滝もあります。
ヤシのような形をした背の高い植物も生えています。
この橋を渡ると滝まではすぐです。
滝に着きました。ただし、大変なのはここからです。ほとんど川の中を歩くような感じで進んでいきます。
2日前にチュト寺院に行った時にオジェの運転手の方が買ってくれたレインコートが非常に役に立ちました。
岩と岩の間を進んでいきます。
時間があったから来てみた、という程度の期待感だったのですが、これは本当に来て良かったと思います。
こちらが滝の本流 (?) でしょうか。ものすごい轟音でした。
こんな滝を間近で見れることは中々ないと思いますし、周囲の熱帯雨林の風景と合わせて素晴らしかったです。
この後は、来た道を引き返してGilangさんの車でスラバヤへ。Sherryさんはイジェン山に行くとのことで、ここでお別れです。
日本にいたときからWhatsAppでやりとりをしてくれたりと、お世話になりました。
Part.2に続きます。