2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。
この記事は、6日目の朝にメルヴ遺跡を観光し、トルクメナバードから国境を越えた旅行記です。
※ 前の記事はこちら
目次
ホテルにて朝食
いよいよトルクメニスタン最終日。
まずは朝食。適度な量でしたが、胃腸の調子が良くなかったので卵だけは残しました。(軽いアレルギーのため)
テレビでは昨日と同じく音楽が流れていましたが、たまたま日本のアニメをかなり意識したであろう映像が流れている時にウェイトレスの方が通りかかって、日本のアニメについて少し話しました。
メルヴへ
ホテルをチェックアウトしてメルヴへ。
メルヴまでは30分ほどの距離。
こちらがキズ・カラ。
正確にはキズ・カラは2つあり、こちらは大キズ・カラです。
そして、こちらが小キズ・カラ。
登ることができ、周辺の景色も素敵でした。
メルヴもクニャ・ウルゲンチと同じく遺跡が点在している構造ですが、広いため車で巡ります。
こちらはモスク。現地の方が来られていました。
このモスクは塗り直し中でした。
こちらが塗り直し前。
こちらが塗り直し後。
クニャ・ウルゲンチのようにそのままの姿が保たれているわけではないですが、これはこれで綺麗。塗り直さない、といつか砂色になってしまいますし。
途中、水が溜まっているところがありました。当時は飲み水として使っていたようで、要するに井戸のようなものです。
続いて、豪族の家が建っていたという丘へ。
頂上からはトルクメニスタンの自然を楽しめました。
こちらは最近建てられたというモスク。多くの方がお祈りに来られていました。
移動中にラクダの群れと遭遇。
こちらのモスクは、スルタン・サンジャルのお墓です。
トルコの協力により修復されたようで、トルコ語でも説明書きが。(読めませんが)
中はこんな感じ。お祈りをしている人もいて、なかなか雰囲気がありました。
これにてトルクメニスタンの観光は終了。トルクメナード経由で国境を超えます。
トルクメナバードへ
トルクメナードまでは車で3時間です。
道路が線路沿いという場所も多く、電車と何回かすれ違いました。
個人旅行ができないとハードルは高いですか、いつか乗ってみたいものです。
途中、Olasさんがヒマワリの種をくれました。
初めて食べましたが、節分に食べる豆のような味で個人的には好きでした。
ただし、殻は食べられなく中身を出すのも難しいので、少しで十分という感じではありました。
トルクメナバード着。こんな感じの建造物も少しありますが、かなり田舎でした。砂漠というよりは農村といった雰囲気。
この橋でアムダリヤ川を渡ると、国境はすぐそこです。
国境に着きました。大量のトラックが並んでいました。
ここでドライバー兼ガイドのOlasさんにマナトをスムに両替してもらい、お別れです。お世話になりました。
いよいよ国境を超えます。
ファラブ国境を越えブハラへ
国境に着くと、まずはバスに乗って出国審査に向かいます。
バスの運賃は1ドル。現地の人が5マナト払っていたので5マナト払おうとしたらなぜか10マナト要求されました。
行きに無賃乗車してしまった事実もあるので潔く払います。
出国の時に記入する書類は入国の時と同じですが、なんと表記はロシア語のみ。
だいたい覚えているから大丈夫かとは思いましたが、英語の分かる一般の方が手伝ってくれました。ありがたいです。
この後は手荷物検査、出国審査がありましたが、かなりスムーズでした。
さらばトルクメニスタン。ここからバスで入国審査に向かいます。
入国審査もスムーズ。タシケントで入国した時と違って、スタッフの方はかなりフレンドリーでした。簡単な英語で少し話をしました。
入国審査と手荷物検査を終え、再びバスに乗ります。
このバスでは荷物は連結された荷台に乗せます。社内がカオスにならないので良いアイデアだと思います。
入国の時と違ってスムーズでしたが、入国はバスに乗ったのが1回だけだったので、移動は出国の方が大変でした。
国境を越えると、いきなりタクシーの客引きがやってきます。
タシケントで実体験した通り、我先にと話しかけてくる運転手とは交渉しないのが吉です。が、他に運転手もいなさそうなので交渉。
言い値が60ドルでしたが、交渉の末40ドルで決着。
全く英語のできない人でしたが、とりあえず話してみる気概って大事だなと思います。
運転手は客引きとは別の人。客引きの人に激怒したり、(現地基準でも) 物凄いスピードを出して他の車を煽りまくるので大丈夫かと思いましたが、トラブルなくホテルに到着。
むしろ、スムが余りそうだったので「40ドルが480,000ちょいだから500,000スムで良い?」と聞いて払ったところ20,000ドルを返そうとするような人でした。実は良い人…?
もう夕方ですが、少しブハラを散策してみることにします。part.2に続きます。