夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

中央アジアの旅 5日目 part.2 アシガバッドからマリへ

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、5日目の午後にアシガバッドからマリに向かった旅行記です。

少しですがホテル周辺の散策もしてみました。

※ 前の記事はこちら

目次

マリへ

マリへ向かいます。マリまでは4時間ほどとのこと。

途中、車の整備で工場のようなところに立ち寄りました。

20分ほどかかるとのことで、パンとお茶を買ってくれました。

パンは片方が肉入り、もう片方が芋入りで、どちらも美味しかったです。

お茶の方はGreen Teaと書かれていましたが、砂糖入りでレモンティーに近いような味わいでした。

少し走り、アシガバッドを出ます。

この異様な光景ともお別れですが、十分楽しませてもらいました。

S.ベルディムハメドフ大統領ともお別れです。

ここから少し走ってモスクへ。本来はトルクメンバシュモスク  (ニヤゾフ大統領の墓) へ行く予定でしたが、今日は閉まっているとのことで、代わりに別のモスクに行きました。

こちらの黄金モスクは、1948年の大地震の後に建て替えられたとのこと。

そして、こちらが元のモスク。

ほとんど崩れてしまっていますが、クニャ・ウルゲンチと同じようなデザインだったのでしょうか。

ちなみに、このモスクで出会った男の子や、車の整備待ちの間になぜか握手を求めてきてくれた男の子にロシア語で挨拶をしましたが、返答はありませんでした。

子どもたちや若い人たちにとって、あくまでロシア語は外国語という扱い (つまり子どもたちは知らない) のかもしれません。

ここから3時間ほど走り、マリを目指します。マリはトルクメニスタンの第2都市で、人口の1/7が住んでいるとのこと。

道中はずっと砂漠の景色です。

4時間ほど走って、マリに入りました。わけの分からない建造物は少なめでした。

Margus Hotelに到着

この日泊まるのは、Margusホテル。

いわゆる高級ホテルだと思います。

部屋は珍しくシングルベッド。ちなみに寝る段になって気づきましたが、自分の背 (178cm) だと少し足がはみ出ます。

枕の位置を変えずにマットレスを下にずらすことで解決しました。

なお、夜食メニューが強烈でした。なんというネーミングとデザインでしょう...

ホテル周辺を散策

ホテルに荷物を置いて周辺散策へ。

といってもWi-Fiのあるホテルを除くと地図アプリは使えないので、あらかじめ調べた直線の道を歩きます。

ホテルのすぐ隣にはフットサルコート。ピッチ状態は悪かったです。

こちらは博物館。入ろうとしましたが、出てきた観光客の方がもう閉まったと教えてくれました。

その隣には、固有の動物のモニュメント。

ここから先にも歩いてみましたが、幹線道路が広がるのみで面白そうな建物はありませんでした。

近くには川も流れていました。

入国してすぐに通ったカラクム川と同じく、あまり綺麗ではなかったです。

ここで一旦ホテルへ。

1階にバーがあったので、ロシア産だという赤ワインをいただきました。

64マナトと結構なお値段。甘めで美味しかったです。ちなみに、ドリンクメニューにはGeorgiaと書かれていたので、正しくはジョージア産な気がします。

スタッフの方とは時おりロシア語を交えつつ英語で少し話をしました。とてもフレンドリーな方でした。

部屋に戻って地図を調べ、2度目の周辺散策へ。今度は先ほどと逆方向へ行ってみます。

面白かったのは、こちらのお店。

トルクメン語は分かりませんが、スペルから考えてコンピューターかなと思って入ったら、やはり電化製品のお店でした。なかなか先進的です。

他にも酒屋などがありました。

ビールとウォッカが売っていましたが、ビールは苦手、ウォッカは飲み方が分からないのでパス。

ホテルにて夕食

20時からは夕食。マリ出身のOlasさんは家族と過ごすそうなので、今夜は一人です。

頼んだのはローカルなスープとマントゥ。

想定よりもマントゥの量が多かったですが、美味しく頂けました。

ちなみに、前のディスプレイではずっと音楽が流れていました。

トルクメニスタンの物かと思っていましたが、翌朝はKポップも流れていたので、それだけでもないようでした。

表現の自由が厳しい国という印象でしたが、あくまでそれは政治関連の話のようで、やけに露出度の高い女性が多いのが印象的でした。

夕食後は部屋に戻り就寝。外でずっと音楽が流れていましたが、22時半くらいには静かになったので良かったです。

いよいよ明日はウズベキスタンに戻ります。6日目に続きます。