夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

中央アジアの旅 13日目 part.1 アスタナを日帰り観光

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、13日目の朝に国内線でアルマトイからアスタナに飛び、アスタナを日帰りで観光した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

目次

アスタナへ

この日はアスタナを日帰りで観光しアクタウに飛びます。

まずは空港へ。タクシーだと30分かからずに着きました。

国際線のチェックインはかなり混雑していましたが、国内線の方はスムーズ。

保安検査の先に飲み物を持ち込めるか聞いたら、かなり不機嫌そうにダメと言われた (正確にはそのような素振りをされた) ので、前日に持ち帰ったDodo Pizzaを食べてから保安検査へ。

しかし、試したら水も持ち込めました。謎です。

飛行機は定刻通りに出発。首都アスタナに向かいます。

国内線ですが、機内食が出ました。

ちなみに飲み物はレモネードです。

また、水は搭乗前から座席に置かれています。さすがアスタナ航空。

ほとんど寝ていましたが、起きたときには平野の上にいました。

画質は悪いですが、大統領宮殿やバイテレク、平和と調和の宮殿なども見れました。

アスタナには定刻通り到着。

空港はかなり綺麗でした。

手荷物もスムーズに出てきたので、1800テンゲで荷物を預けて空港を後にし、バスで観光に出発です。

市内中心部へ

バスは10番と12番の2種類。バス停はやけに長いのに一瞬しか停車しないので、場所は誰かに聞いておいた方が良いと思います。

しかし、ここで現金で運賃を払おうとすると拒否されるアクシデントが。どうやら専用のアプ リ (PayPayみたいなアプリ?) で払う必要があるようだったのですが、何も分からなかったので無賃乗車してしまいました…

当然英語も通じないので、さすがにちょっと観光客に優しくなさすぎますね… (まあタダで乗れましたが…)

ちなみに、バス自体はかなり綺麗です。キャッシュレスしか対応してないくらいですからね...。

道中では、モスクなどの建物が見えました。

こちらのモスクの左に映っているのが、後で言った未来のエネルギー館です。

こちらはオフィス街。アスタナは未完成の都市ということもあり、工事中のエリアが多かったです。

アルマトイと違ってYandex.mapsを使ってもどのバス停で降りたら良いかが分かりませんでしたが、中心地らしき場所で降りました。

ハン・シャティー

最初の行き先は、ハン・シャティールという建物。

中身はショッピングモールです。

3階にはフードコートがありました。

こちらのお店でケバブを注文。

ウズベキスタンで食べたラバシュと見た目は一緒ですが、少しこちらの方が塩辛かったです…。(不味くはなかったですが)

この後、上のフロアへ。こちらはゲームコーナーとなっています。

さらに上には屋内ビーチがありました。

このビニールの中がビーチ。最上階は日光がほぼ直撃で相当暑かったので、ビーチには適しているのかもしれません。

バイテレク

続いてバイテレクへ。アスタナ観光の目玉です。

バイテレクはハン・シャティールを出ると正面に見えているので、公園の中をまっすぐ歩いていくだけです。

公園の中には噴水や花壇などがたくさんありました。

バイテレクに到着。

しかし、13:30まで昼休みでした。ということで20分ほど待ってから入場。

といっても、基本的には登って降りるだけです。

中からの景色は、この通り金色のガラスのせいで色がかかって見えます。

ナザルバエフ前大統領の手形があることで有名ですが、多くの人が並んでいたので遠目に見て引き上げました。

 

大統領宮殿の周辺を散策

続いて大統領宮殿へ。

道中には、こちらの金色のビル。

確か何かのオフィスだった気がします。

こちらが大統領宮殿。

なお、ここに行くには歩道橋を渡るのですが、そのときに軍人に何か言われたり (英語ではないので理解不可能)、このエリアにも軍人や警察が多くいたりしたので、早めに引き上げました。

近くにコンサートホールがありました。写真は逆行になっていますが、美しい色合いでした。

近くには窓な金色の建物が。政府関係の何かでしょうか。

ここから平和と調和の宮殿を目指しますが、大統領宮殿の裏側に出てしまい、道が分からなくなります。

宮殿の裏側は川になっており、ここに出てしまうと辿り着くには遠回りする必要があるようでした。

ということもあり、タクシーに乗って未来のエネルギー館に向かいます。

未来のエネルギー館

こちらが未来のエネルギー館。

アスタナでは2017年にエネルギー万博があり、その時に作られたものです。

中は8階建てになっており、まずエレベーターで8階に上り、そこからは階段で下りながら展示を見ていくという流れでした。

ハン・シャティールと同じく、8階は太陽の光が入るのでかなり暑かったです。

また下を見下ろすことができますが、さすがに少し怖いくらいの高さでした。透明な床もありました。

肝心の展示内容は「未来のアスタナ」です。

アスタナの模型もありました。アスタナは未完成の都市で実際に工事中の場所も多かったので、完成予想図かもしれません。

7階は宇宙開発に関する展示で、けっこう面白かったです。

風力発電の階では強風を体験できました。

上の写真の通りレベル12まであるそうです。体験できたのはレベル7まででしたが、それ以上は危険だと思いました(笑)。

バイオマスの階は一部の床にバイオマス(?)が敷き詰められており、とても良い香りがしました。

こちらは、確か水力発電の階にあった模型。動いてはおらず、説明もなかったので概要は不明ですが…

見終えた感想として、きちんと全ての展示に英語の説明はありますし、仮に分からなくても、映像や模型を見ているだけで面白い気がしました。

エネルギー館を後にし、アスタナ空港に戻ります。

part.2に続きます。

中央アジアの旅 12日目 アルマトイ市内を散策 (2日目)

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、12日目にアルマトイ市内を散策した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

目次

ホテルにて朝食

まずはホテルで朝食。

ラインナップは結構変わっていて、右上の揚げ餃子みたいなのが美味しかったです。

牛100%なので、餃子というよりかはメンチカツに近い味わいでした。

楽譜屋を探して徘徊

サマルカンドと同様、アルマトイでもピアノ曲の楽譜を探し徘徊します。

まず行ったのはこちらのお店。

店頭にはFAZIOLIのポスター。期待大です。

しかし入ってみるとギターショップでした…。

いちおう店員さんに聞いてみましたが楽譜はないとのことでした。

別の店に向かいます。途中でかに道楽のような店を発見。店名はカムチャッカ

パトカーと遭遇。昨日メデウで見かけたミニパトカーと同じく、可愛い配色です。

FCカイラトのホームスタジアムがありました。

学校か何かの前には、こちらの不思議な像がありました。

次はこちらのお店へ。

こちらもギターとドンブラの店でした。

ドンブラでベートーヴェンの月光の1楽章を弾いているおじさんがいました。2本しか弦がないので、バスが省かれて内声とメロディーだけになってしまいますが、良い感じでした。

続いてバスに乗り、worldpiano.kzというお店へ。

こちらは名前からしても、少なくともピアノ自体はあるだろう、なくても何か情報を聞き出せるかもと思ったのですが、残念ながら店自体が見つからず。

おそらくは、後述するMEGA MALLが建設された影響で、Google Mapと実際の道が全く一致していませんでした。

ということで収穫はなし。カザフスタンにはメンディガリエフなどの作曲家がいるので、ウズベキスタンよりは期待値は高いかと思っていましたが、残念。

ただし、調べた感じだとピアノ自体を売っている店はあるようなので、弾く人はどこで楽譜を仕入れているのかが気になりますね…

MEGA MALLで昼食

近くにあるショッピングモールのMEGA MALLへ。

入ると、なぜかいきなり車が飾られています。なかなかに近代的な建物。

2階に上がります。やけに足の長いパンダが売っています。

3階はフードコート。

一角にゲームコーナーがありました。

クレーンゲームは遊び方の説明があったので当然トライ。

しかし100テンゲを入れてみたものの動作せず、お金も帰ってこず。

100テンゲだと足りないのかと思いましたが、どんどん吸いとられるのも嫌なので撤退。

さて、フードコートで昼食です。

こちらのお店のラーメンとマントゥを頂きます。

近くでリモコンで動くクモで遊んでいる子がいたのですが、どうやら自分と遊んで欲しいのか、しばらく自分の机の上でクモを動かしていました。

リモコンを渡してきたので動かしてあげました。言葉は交わせませんでしたが、すごく喜んでいたので良かったです(笑)。

さて、こちらがラーメンとマントゥ。

ラーメンはイマイチでした。具体的には具が写真よりも少なかったし、ラーメンには牛肉より豚肉の方が合うと思いました。
400円くらいなので悪くはない経験だったと思います。

逆にマントゥは良かったです。
こちらも牛なので、揚げ餃子よりはメンチカツに近いような味わい。
合挽きの方が美味しい気はしますが、いちおうイスラム教の国なので仕方ないですね。

28人のパンチェロフ戦士記念公園

この後は再びバスに乗り、28人のパンチェロフ戦士記念公園へ。

独ソ戦のために出兵し亡くなった戦士たちを追悼する公園です。

有名なこちらの像は思っていたより大きかったです。高さ10mくらいはあったような。

こちらは公園の中にあるゼンコフ教会。

とりあえず行っておくか、ぐらいの感じで行きましたが、ロシア的な配色の建造物を見れて個人的には満足度は高かったです。

ちなみに公園の前には大量の鳩がいました。

国立民俗楽器博物館

続いて、公園内にある国立民俗楽器博物館へ。

当然ドンブラは展示されていますが、それだけではありません。

こちらは5弦ドンブラ。10弦ギターのように倍音を増幅させるものなのか、ギターの様に5弦全てを使うのかは分かりません。

周辺国の楽器もたくさん展示されていました。こちらはアゼルバイジャンの楽器。

パキスタン鍵盤楽器もありました。

コクトベ

続いてコクトベへ向かいます。

コクトベまでは20分ほど歩きます。途中で謎の像を発見。

ロープウェイ乗り場に着きました。

長蛇の列だったのでジェラート (ピスタチオ味) を購入し、食べながら待ちます。

ちなみに、1種類で800テンゲ、3種類で2200テンゲでした。たぶん観光地価格。

味は普通。悪くはなかったです。

コクトベに到着。ロープウェーは往復で5000テンゲ。バスや車でも行けるようです。

景色はこんな感じで、アルマトイの街を見渡せますが、まあそれだけですね。

有名なビートルズの像。人気スポットになっており、写真を撮っている人が多かったです。

コクトベ内はかなり大きな遊園地となっていました。ボルダリングなど体を動かすタイプのものも多かったです。

このように何かと分からないアトラクションもありました。

こちらは、おそらくお化け屋敷か何か。B級感が凄まじいです。

ゲームコーナーもありました。友人が推している某アイドルのマスコットに近い何かが…

動物園もあり、おそらく有料ですが、鳥など一部の生き物は無料で見れました。

クジャク

キンケイ。

オナガキジ。

アルパカにしか見えない謎の鳥。小屋にいたのか、残念ながら実物は見れず。

リャマもいました。

DODO PIZZAで夕食

コクトベを後にし、ホテルに戻ります。

少し歩いて1駅だけ地下鉄に乗車。昨日も乗りましたが、本当に深いです。

夕食はピザにしました。可愛いネーミングとロゴ。

ピザとジュースで3300テンゲ。ピザは食べきらず残りを翌日の朝食としました。

味も悪くなかったですし、中々コスパは良かったと思います。

翌日は首都アスタナを観光してからアクタウに飛びます。13日目に続きます。

中央アジアの旅 11日目 アルマトイ市内を散策 (1日目)

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、11日目にアルマトイ市内を散策した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

目次

ホテルにて朝食

まずはホテルにて朝食。

なんと食堂という形式ではなく、ロビーに並ぶ食べ物を自分の部屋かテラスに持っていって食べるというスタイルです。

自分の部屋はフロントのすぐ近くだったので部屋で食べました。相変わらずパン系が中心の食事ですが、その中では一番美味しかった気がします。右上の炒め物が特に良かったです。

メデウ

バスに乗り、メデウを目指します。

バスは途中で一度乗り換えをしましたが、うまくやれば乗り換えなしで行けた気がします。(細かいですが、その方が安く行けます)

日本の通勤電車と変わらないくらい混んでおり、どこかで空くのかと思っていたら、徐々に減ってはいったものの終点のメデウまで満席でした。

こちらがメデウ・スケートリンク

自分は山に登るのが目的だったので、登山口を目指して歩いて行きます。

登山道へは、バス停から戻る向きに歩いて最初の角を右折、そこからずっと直線です。川を右手にずっと歩くところがあります。

ブタコフスキーの滝というのがあるそうなので、そこを目指すことにします。

途中でいた犬。カザフスタンでは何回か野良犬を見かけましたが、野良っぽくない品種が多かった気がします。(もしかしたら飼い犬かも)

牛と遭遇。自分とすれ違ったあと、非常に滞空時間の長いジャンプで溝を超えて行きました。

牛は他にもかなりいました。

そして途中の分岐。写真には写っていませんが分岐が複雑で、ここが運命の分かれ道になりました。

とりあえず信じた方向を進んでみると、山の絶景が広がりました。

馬もいました。どう見ても通れないので迂回。

花も綺麗です。

しかし、ここから道が下りになっていったため、引き返します。

なぜか戦車を発見。よく見るとチェコの国旗のマークが。

しかし、戻っているつもりが行きには見かけなかった戦車を発見したということは、完全に迷ったことを意味します。

分岐のところに戻ることを考えましたが、これ以上無用に動くことは危険と考え、まれに登ってくる地元の人に聞きながら、諦めてメデウに降りることにしました。

こちらの「NOBEL」という進路に沿って登ってくる地元の人は結構いました。

自分はこの道の逆を辿ったのですが、稀にある分岐がややこしい。

スケートリンクや駐車場が見えていたので、適当に下っても遭難はしないとは思いましたが、軽い気持ちで入るのはやめておいた方が良いと思います。

終点の一つ前のバス停に到着。

何の成果もなく下山してしまいましたが、一応は山の素敵な景色を見られたので良しということで。

ここはロープウェー乗り場になっていましたが、かなり混雑していたのでメデウに戻ることにします。

メデウは奥に行くと非常に長い階段があります。何があるのかは分かりませんが、もちろん登ってみます。

ここまで来ると頂上はすぐでした。

ただし、頂上はロープウェーの終点に繋がっているわけでもなく、あまり景色が良いわけでもなく、何のためにある階段なのかはよく分かりませんでした...

見返すとこんな景色。山は綺麗ですが、いったい何だったのでしょう? かなり多くの現地の人が登っていましたが...

何をしに来たのかよく分からない感じでしたが、とりあえず市内に戻ります。

バス停の近くに泊まっていたミニパトカーが可愛かったです。

Arasan Wellness & SPA

その場の思いつきでサウナに行ってみることにします。

バス停からは10分ほど歩きます。

謎のオブジェ。普通に人が通っていました。

前日に買ってきたパンが残っていたので、食べるついでにスタバをテイクアウトしようと思いましたが、カップがなくイートインのみでした。

値段は日本と同じくらいでした。

代わりに売店で買った飲み物。普通に美味しかったです。

こちらがサウナ。

内部。受付は英語メニューもありました。また、英語が話せるスタッフの方がいらっしゃいました。

料金体系ですが、時間に応じた利用料と、タオルなどのレンタル料の合計を払うというシステム。

1時間の利用 + シーツ (腰に巻く) + タオル + スリッパで3,300テンゲでした。1時間だと慌ただしいかと思いましたが、着替えなどの時間として20分追加されて実質80分になるので、問題ないと思います。

サウナはロシア式・フィンランド式・トルコ式の3種類です。自分は湿度が高く温度の低いトルコ式が一番好きでした。

またプールがあり、そこでクールダウンすることができました。

にしても、サウナでは腰に布を巻き、プールでは全裸というのは日本と逆で面白いです。

さすがに歩き疲れて疲弊していたので、気持ちよかったです。

繁華街を散策

ここから、Google Mapで「混雑している」と表示されたエリアに無計画に向かってみます。

いわゆる繁華街と言われるエリアでしょうか。

まずはこちらのスーパーに入ってみます。

野菜はそんなに安くないように見えましたが、スイカやメロンは安いですね。

お酒コーナー。ウズベキスタンではスーパーにお酒は売っていませんでしたが、カザフスタンでは売っています。

なお、この建物は2階より上には行けませんでした。

次に、こちらのスーパーへ。さっきのよりも大きいです。

入るとすぐにあったのが、お酒だけを集めた部屋。各国の色々なお酒が置いてありました。

この地域のワインもありましたが、スクリューのものがなかったので断念。ちなみに酒店にワインオープナーは置いていないので、もし買いたいなら持って行くのが良いと思います。

店内。非常に多くの商品が売っていました。

この近くにメトロの駅があるので、そこに向かうことに。

アルマトイでは、交差点には稀に地下道があります。

非常に気になる店を発見。寿司屋でしたが、いわゆる洋風の寿司なのでスルー。

駅につきました。

地下鉄に乗車

ここから2駅乗って、ホテルの近くに帰ることとします。

こちらがチケットです。ウズベキスタンでは紙のレシートでしたが、こちらはコイン。

これを機械に入れて入場します。

この長いエスカレーターを降ります。東京にもかなり深い駅がありますが、体感ではそれより深かった気がします。

綺麗なステンドグラス。

階段は車椅子対応もしているようでした。先進的。

プラットフォームもかなり綺麗です。美術館か何かのような雰囲気。

こちらが路線図。1路線だけなのでシンプル。

次の電車がいつ来るかが表示されています。山手線と同じ形式ですね。

電車が来たので乗ります。

ホテル最寄りのバイコニル駅に到着。

同じく長いエスカレーターに乗り、地上に出ます。

ちなみに、地下鉄内では電波は通じませんでした。スマホを触っている人は多かったですが、何をしていたのかは謎です。

日本食レストランで夕食

行く店を決めていなかったので、とりあえず周辺を徘徊します。

こちらの酒店で、昨日買ったビールの違う味を買いました。(ブラックベリー味)

個人的にはリンゴ味の方が美味しく感じました。

ちなみにバーも併設されており、飲んでいかないかと誘われましたが、さすがに言葉が通じないと厳しそうなのでパス。

結局こちらの日本料理店に入ることとします。

ドリンクはレモネードを頂きました。キウイ味を頼もうと思ったら品切れで、新作のグレープ味があると言われたので頼んだらグレープフルーツのことでしたが、美味しかったです。

頼んだのは、マグロサラダと焼きうどん的な何か。

いずれも美味しかったです。サラダの方は、正直マグロの存在価値が分からなかったのですが、逆に言うとマグロがなくても良いくらい非常に美味しかったです。

メニューの中心には謎の日本語が。かなり謎ですが、寿司の説明だと思います...

12日目に続きます。

中央アジアの旅 10日目 part.2 タシケントからアルマトイへ

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、10日目の午後にサマルカンドからアルマトイのホテルまで移動した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

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タシケント空港

タシケント空港には11時過ぎには到着。

かなり人が少なく、チェックインから出国まで非常にスムーズでした。

出国後エリアには、規模は大きくないものの免税店やカフェなどがありました。

充電できるスペースもありました。ちなみに、写真は別の外国の人のスマホ。治安が悪い国なら一瞬で持っていかれそうですが…

スマホの充電をしつつカザフスタンでの過ごし方の計画を練っていると、ちょうど良い時間に。

いよいよカザフスタンに飛びます。

タシケントアルマトイ

座席は窓側のシート。

隣には男の子2人で、なぜか握手を求めてきてくれました(笑)。

離陸直後の風景。タシケントは思ったよりも都会でした。

しばらく飛ぶと、完全に山の景色に。

途中、機内食としてサンドイッチが配られました。昼食の韓国料理がすごい量だったので夜に食べましたが、美味しかったです。

アルマトイに着陸。山がきれいです。

飛行機を降り、入国審査まではバスで移動します。

アルマトイ空港

入国審査は、並ぶ列はカザフスタン人とそれ以外で分かれていましたが、機能していなかった様子。

荷物の受け取りまで少し待ちましたが、トラブルなく入国。

まずはこちらで両替です。両替は2か所でできますが、ウズベキスタンのスムを扱っているのはこちらだけでした。

そしてSIMカードを購入。購入できる窓口は1箇所のみですが、ほとんど混雑していませんでした。

支払いは現金のみでした。13GBで6,000テンゲでした。(6GBだと1,000テンゲ安くなります。)

ホテルへ

この日から3連泊するのは、Renion Zyliha Hotel

こちらは空港すぐ近くのバス停ですが、ここに停まる3番と92番のバスはホテルの近くに止まらないので、少し歩いて別のバス停に行きます。

ちなみにバス停の場所や、どのバスに乗れば良いかは、Yandex.mapsで検索すればすぐに分かります。

街の風景。緑が多く、ウズベキスタンと比べると非常にヨーロッパ的な景色です。

79番バスに乗車。そこそこ綺麗ですが、シートは非常に硬く、自分が座った席はクギが出ていました。

ただし、翌日以降に乗ったバスはそうでもなかったので、引きが悪かっただけかもしれません。

最寄りのバス停に到着。道にはスクーター専用レーンが。

ホテルに着きました。入り口がわからず時間を使ってしまいましたが、無事に到着です。

翌日は山に行く予定だったので、すぐ近くのお店で飲み物などを購入。

店の人は当然ロシア語しか話さず、こちらが分からないことにイラついている様子でした。ウズベキスタンと違って、カザフスタンではこういうシーンも多々あった気もします。(もちろん親切な人は親切です)

こちらは買ってみたビールと、アスタナ航空の機内食

ビールは麦の香りが苦手なので飲みませんが、APPLEと書いてあったのが気になって買ってみました。麦臭さは感じましたが、美味しく飲めました。

11日目に続きます。

中央アジアの旅 10日目 part.1 タシケント地下鉄に乗車

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、10日目にサマルカンドからタシケントに鉄道で移動し、タシケントの地下鉄に乗ってテレビ塔まで行った旅行記です。

※ 前の記事はこちら

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サマルカンド駅へ

ついにウズベキスタン最終日。

朝5時半にホテルをチェックアウトし、YandexGoで呼んだタクシーでサマルカンド駅へ。

まだ日が出ていないので、半袖半ズボンだと少し寒かったです。

駅に到着。

サマルカンド駅には売店がいくつかありますが、多くは閉まっています。

空いていたお店でフレバーティーを購入。

6時過ぎにサマルカンドを出発。

ブハラ→サマルカンドでは食事の提供はなかったですが、7時頃に朝食が出されました。

ちなみに、スーツケースは机の下に収まっています。

この地域は人間のサイズが大きいからか、余裕があります。

車内にはモニターがあり、現在地が表示されていました。

8時半前にタシケントに到着。ほとんど寝ていましたが快適な時間でした。

地下鉄に乗車

アルマティ行きの飛行機は14時なので、2時間前には空港に着くとすれば、時間は3時間半しかありません。

ガッツリ観光する時間はないので、とりあえず地下鉄に乗ってみることにします。

メトロの駅は、駅構内からでてすぐ目の前。

そしてなんと、ここでウルゲンチ→ヒヴァで同じタクシーに乗った方と遭遇。

中心部に出て宿を探すということで、一緒に地下鉄に乗ることに。

料金は乗車区間によらず1400スムと分かりやすいです。

タシケント駅はこんな感じ。なかなか綺麗です。

一駅だけ乗り、OYBEK駅で乗り換え。

別の路線のMING O'RIKと接続しているので、こちらに乗って北方向へ。

一駅乗ったティムール広場がある駅で、この方とはお別れ。またどこかで会えると嬉しいですね。

自分はテレビ塔のあるSHAHRISTONという駅へ。

ネットで見た情報によれば終点だったのですが、2駅伸長されていたようで、TURKISTONという駅で降りてしまいました。

というわけで、逆方向の電車に乗ってSHAHRISTONへ。

車内はこんな感じ。地下鉄ですが一部地上に出る区間もあります。地上と同じく、少し砂埃のような香りがしました。

降りるとすぐにテレビ塔がありました。

ウズベキスタンカラーです。

歩いて15分ほどで行けたのですが、地下鉄に乗ること自体が目的だったので折り返すことに。

こちらは駅にあった広告。日本でいうマクドナルドに近い存在なのでしょうか。

タシケントに何店舗もあり、美味しそうにも思ったのですが、ここは当初の計画通り、タシケント駅に戻って韓国料理屋に行くことにします。

こちらは途中に止まった駅。シャンデリアが綺麗だったので、停車中に降りずに撮影。

タシケントには10時過ぎくらいに戻ってきました。

ちなみに、こちらは2023/8現在の路線図です。

Seoul Restaurant

YandexGoでタクシーを呼び、こちらの韓国料理屋へ。

頼んだのはスンドゥブとキンパ。

スンドゥブは個人的には味が薄いような気がしましたが、十分美味しかったです。
キンパは初めて食べましたが非常に美味しかったです。

こちらは、おそらく自動的に出されるセット。

さすがにご飯は食べきれませんでした…

全体的に辛かったので、パイナップルジュースを頼みました。

国際線には持ち込めないかと思っていましたが、普通に持ち込めたので機内で残りは飲みました。

店内のテレビではマンチェスター・シティーとユヴェントスの試合をやっていました。いつの試合かは知りません。

タシケント空港に向かい、カザフスタンに向かいます。

part.2に続きます。

中央アジアの旅 9日目 サマルカンド散策

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、9日目にサマルカンドのシャーヒ・ズインダ廟群を観光し、昼食をステーキハウスで食べてからマッサージを受けた旅行記です。

※ 前の記事はこちら

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ホテルにて朝食

連泊するTuron Lux Hotelにて朝食。

ラインナップは前日とはかなり変わっていましたが、パン中心であることには変わりなし。

左下のリゾット的な何かは甘くて美味しくなかったです...

なお、レストランのモニターではずっと鳥の映像が流れていました。

マッサージの予約へ

この日はゆっくり過ごすと決めていたので、まずはマッサージの予約へ。

向かったのはMarokand Spaというところ。

スパは男性用と女性用で分かれており、隣にホテルもあります。

こちらがメニュー。受付の人はほとんど英語はできませんが、14時から予約できました。

Google翻訳を使いつつの口約束だったので不安でしたが、14時に戻ったらきちんと施術してもらえたので良かったです。

シャーヒ・ズィンダ廟群

この日の観光の目玉である、シャーヒ・ズィンダ廟群へ向かいます。

歩くと30分以上かかるのでYandexGoで呼んだタクシーで向かいます。

こちらがシャーヒ・ズィンダ廟群。

さすがに砂色・水色・青という配色の建物を見るのに飽きていたのですが、水色と青が濃いからか、ここまで見た中で一番美しいと感じました。

一番奥には、この3つの建物があります。

建物はほとんどモスクで、お祈りに来られている現地の方も多かったです。

内部は質素なものが多いですが、物によっては派手。

内部の装飾はこちらのモスクが一番派手でした。

ちなみに、こちらのモスクではかなり多くの方がお祈りをされており、最初入るか迷ったのですが入って良かったです。

周りの風景。この辺りはお墓になっていました。

ウルベルグ天文台

次に、ウルベルグ天文台に向かいます。シャーヒ・ズィンダ廟群からは歩いて30分ほど。

道はこんな感じ。適度に日陰もあり、歩きやすかったです。

道中にあったホジャ・ダニエル廟へ。

よくわかりませんが入ってみます。入場料は250,000スム。

中はこれだけです。中には非常に長い棺がありましたが、本当にそれだけ見て終了でした。

目的地のウルベルグ天文台に到着。

ウルベルグの像がありました。

こちらの建物の中ではウルベルグに関する展示がありました。

きちんとは見ていませんが、こんな感じです。

別の建物の中には、何かの装置が。一切説明がなかったので詳細は分かりません。

その逆側。モスクやメドレセ以外もこのデザインなのは面白いです。

ステーキハウスで昼食

YandexGoで呼んだタクシーで昼食へ。

向かったのは、こちらの「Mramor steak house」というお店。

外観からして英語でいける気がしたのですが、メニューは全てロシア語、店員さんも一切英語がわかりませんでした。

メニューの解読を進めていたのですが、一人英語のわかる店員さんがいることが分かったので、手伝ってもらいつつオーダー。

こちらはサラダ。トマトとキュウリは中央アジアに来てから食べ続けている組み合わせですが、ハーブが効いていてとても美味しかったです。

こちらがステーキ。ハーブを多用した非常に濃い味付け。

肉自体はそれほど良いとは思いませんでしたが、料理としては個人的には好みでした。

こちらはパン。直径25cmくらいあり、さすがに食べきれなかったのですが、袋をもらって残り半分は持ち帰りました。

Marokand Spa

朝に予約をしたMarokand Spaに戻ってきました。

スパのメニューはいくつかありましたが、Sports Massageをお願いしました。60分で300,000スム。

個人的には、なかなか良かったと思います。施術後はサウナに入ってからシャワーを浴び、退店。

まだ16時にもなっていませんでしたが、この後はタクシーでホテルに戻り、Jリーグの京都 vs 札幌の試合を見て、翌日の予定を立てて就寝。

ちなみにタクシーの運転手の方はPhDの取得を目指して勉強されているようで、当然ですが英語が話せる方でした。なかなか楽しい時間でした。

いよいよ明日でウズベキスタンも最後です。10日目に続きます。

 

中央アジアの旅 8日目 part.2 サマルカンドのレギスタン広場へ

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、8日目の午後にサマルカンドのレギスタン広場の周辺を散策した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

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レギスタン広場へ

ワイナリーを出発し、レギスタン広場のあたりへ向かいます。

タクシーに乗った方が無難な距離ですが、時間もあるので歩いてみます。

レギスタン広場に向かう途中、像の立っている公園のような場所がありました。施設名などは不明。

こちらの像は下が水になっており、地元の子どもたちが遊んでいました。

レギスタン広場までの道。舗装されていて綺麗です。

ティムール像。ここまで来ると、レギスタン広場まではもう少し。

ここでハイテンションなカザフ人男性に話しかけられ、一緒に撮影することに。撮影は奥様。

外からドームを見るだけで満足してしまったので中には入っていませんが、途中にあったモスク。

こちらの派手な壁画の建物は、おそらく集合住宅です。サマルカンドでは、他にもいくつか見かけました。

途中ペットショップがあったので立ち寄りました。

金魚や鯉もいました。一番大きい、ヒレが長くて白いのは何の種類でしょうか...?

レギスタン広場

レギスタン広場に着きました。

入場料500,000スムを払って中に入ります。

ウズベキスタンでは日本語を話せる人はほぼ全くいませんが、入ってすぐ「ミナレット、登りますか〜!」とだけ言われました。

以降は英語で少し話しましたが、金銭を要求されるのは良いとしても、そんなに面白くない気がしたのでパス。

こちらが、広場に面して建てられている3つのメドレセ。

配色なんかはヒヴァやブハラと全く同じなんですが、こちらの方がスケールが大きいです。

タイルは塗り直し前、あるいは塗り直されて時間が経過したものもあれば、塗り直し直後のものもあります。

それぞれの建物の中はこんな感じになっていて、お土産を売っています。

また、物によっては天井の装飾もとても美しかったです。

広場の中をざっと見て、外に出ます。

自販機があったのでペプシを買ってみました。

お釣りは帰ってきませんでしたが、お釣りと同額の水を買うことで解決。

こちらは外から見たレギスタン広場のどれかの建物。水色のドームが本当に美しいです。

周辺を散策し帰路へ

適当に辺りをふらつきます。

辿り着いたのは、ビビハニム・モスク。

こちらが正面。レギスタン広場で満足してしまったので中には入りませんでした。

すぐ近くにバザールがあったので覗いてみることに。

と言っても、基本的には食材などを売っているだけで、観光客が用がある場所ではありません。一回の旅行で一度チラっと見れば十分な気がします。

この後はYandexGoでタクシーを呼びホテルへ。

この日にサマルカンドを回りきって、翌日はタジキスタンのペンジケントに行くという案があったのですが、総合的に考えてやめました。

というわけで、翌日はシャーヒ・ズィンダ廟群などに向かいます。

9日目に続きます。