夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

中央アジアの旅 11日目 アルマトイ市内を散策 (1日目)

2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。

この記事は、11日目にアルマトイ市内を散策した旅行記です。

※ 前の記事はこちら

目次

ホテルにて朝食

まずはホテルにて朝食。

なんと食堂という形式ではなく、ロビーに並ぶ食べ物を自分の部屋かテラスに持っていって食べるというスタイルです。

自分の部屋はフロントのすぐ近くだったので部屋で食べました。相変わらずパン系が中心の食事ですが、その中では一番美味しかった気がします。右上の炒め物が特に良かったです。

メデウ

バスに乗り、メデウを目指します。

バスは途中で一度乗り換えをしましたが、うまくやれば乗り換えなしで行けた気がします。(細かいですが、その方が安く行けます)

日本の通勤電車と変わらないくらい混んでおり、どこかで空くのかと思っていたら、徐々に減ってはいったものの終点のメデウまで満席でした。

こちらがメデウ・スケートリンク

自分は山に登るのが目的だったので、登山口を目指して歩いて行きます。

登山道へは、バス停から戻る向きに歩いて最初の角を右折、そこからずっと直線です。川を右手にずっと歩くところがあります。

ブタコフスキーの滝というのがあるそうなので、そこを目指すことにします。

途中でいた犬。カザフスタンでは何回か野良犬を見かけましたが、野良っぽくない品種が多かった気がします。(もしかしたら飼い犬かも)

牛と遭遇。自分とすれ違ったあと、非常に滞空時間の長いジャンプで溝を超えて行きました。

牛は他にもかなりいました。

そして途中の分岐。写真には写っていませんが分岐が複雑で、ここが運命の分かれ道になりました。

とりあえず信じた方向を進んでみると、山の絶景が広がりました。

馬もいました。どう見ても通れないので迂回。

花も綺麗です。

しかし、ここから道が下りになっていったため、引き返します。

なぜか戦車を発見。よく見るとチェコの国旗のマークが。

しかし、戻っているつもりが行きには見かけなかった戦車を発見したということは、完全に迷ったことを意味します。

分岐のところに戻ることを考えましたが、これ以上無用に動くことは危険と考え、まれに登ってくる地元の人に聞きながら、諦めてメデウに降りることにしました。

こちらの「NOBEL」という進路に沿って登ってくる地元の人は結構いました。

自分はこの道の逆を辿ったのですが、稀にある分岐がややこしい。

スケートリンクや駐車場が見えていたので、適当に下っても遭難はしないとは思いましたが、軽い気持ちで入るのはやめておいた方が良いと思います。

終点の一つ前のバス停に到着。

何の成果もなく下山してしまいましたが、一応は山の素敵な景色を見られたので良しということで。

ここはロープウェー乗り場になっていましたが、かなり混雑していたのでメデウに戻ることにします。

メデウは奥に行くと非常に長い階段があります。何があるのかは分かりませんが、もちろん登ってみます。

ここまで来ると頂上はすぐでした。

ただし、頂上はロープウェーの終点に繋がっているわけでもなく、あまり景色が良いわけでもなく、何のためにある階段なのかはよく分かりませんでした...

見返すとこんな景色。山は綺麗ですが、いったい何だったのでしょう? かなり多くの現地の人が登っていましたが...

何をしに来たのかよく分からない感じでしたが、とりあえず市内に戻ります。

バス停の近くに泊まっていたミニパトカーが可愛かったです。

Arasan Wellness & SPA

その場の思いつきでサウナに行ってみることにします。

バス停からは10分ほど歩きます。

謎のオブジェ。普通に人が通っていました。

前日に買ってきたパンが残っていたので、食べるついでにスタバをテイクアウトしようと思いましたが、カップがなくイートインのみでした。

値段は日本と同じくらいでした。

代わりに売店で買った飲み物。普通に美味しかったです。

こちらがサウナ。

内部。受付は英語メニューもありました。また、英語が話せるスタッフの方がいらっしゃいました。

料金体系ですが、時間に応じた利用料と、タオルなどのレンタル料の合計を払うというシステム。

1時間の利用 + シーツ (腰に巻く) + タオル + スリッパで3,300テンゲでした。1時間だと慌ただしいかと思いましたが、着替えなどの時間として20分追加されて実質80分になるので、問題ないと思います。

サウナはロシア式・フィンランド式・トルコ式の3種類です。自分は湿度が高く温度の低いトルコ式が一番好きでした。

またプールがあり、そこでクールダウンすることができました。

にしても、サウナでは腰に布を巻き、プールでは全裸というのは日本と逆で面白いです。

さすがに歩き疲れて疲弊していたので、気持ちよかったです。

繁華街を散策

ここから、Google Mapで「混雑している」と表示されたエリアに無計画に向かってみます。

いわゆる繁華街と言われるエリアでしょうか。

まずはこちらのスーパーに入ってみます。

野菜はそんなに安くないように見えましたが、スイカやメロンは安いですね。

お酒コーナー。ウズベキスタンではスーパーにお酒は売っていませんでしたが、カザフスタンでは売っています。

なお、この建物は2階より上には行けませんでした。

次に、こちらのスーパーへ。さっきのよりも大きいです。

入るとすぐにあったのが、お酒だけを集めた部屋。各国の色々なお酒が置いてありました。

この地域のワインもありましたが、スクリューのものがなかったので断念。ちなみに酒店にワインオープナーは置いていないので、もし買いたいなら持って行くのが良いと思います。

店内。非常に多くの商品が売っていました。

この近くにメトロの駅があるので、そこに向かうことに。

アルマトイでは、交差点には稀に地下道があります。

非常に気になる店を発見。寿司屋でしたが、いわゆる洋風の寿司なのでスルー。

駅につきました。

地下鉄に乗車

ここから2駅乗って、ホテルの近くに帰ることとします。

こちらがチケットです。ウズベキスタンでは紙のレシートでしたが、こちらはコイン。

これを機械に入れて入場します。

この長いエスカレーターを降ります。東京にもかなり深い駅がありますが、体感ではそれより深かった気がします。

綺麗なステンドグラス。

階段は車椅子対応もしているようでした。先進的。

プラットフォームもかなり綺麗です。美術館か何かのような雰囲気。

こちらが路線図。1路線だけなのでシンプル。

次の電車がいつ来るかが表示されています。山手線と同じ形式ですね。

電車が来たので乗ります。

ホテル最寄りのバイコニル駅に到着。

同じく長いエスカレーターに乗り、地上に出ます。

ちなみに、地下鉄内では電波は通じませんでした。スマホを触っている人は多かったですが、何をしていたのかは謎です。

日本食レストランで夕食

行く店を決めていなかったので、とりあえず周辺を徘徊します。

こちらの酒店で、昨日買ったビールの違う味を買いました。(ブラックベリー味)

個人的にはリンゴ味の方が美味しく感じました。

ちなみにバーも併設されており、飲んでいかないかと誘われましたが、さすがに言葉が通じないと厳しそうなのでパス。

結局こちらの日本料理店に入ることとします。

ドリンクはレモネードを頂きました。キウイ味を頼もうと思ったら品切れで、新作のグレープ味があると言われたので頼んだらグレープフルーツのことでしたが、美味しかったです。

頼んだのは、マグロサラダと焼きうどん的な何か。

いずれも美味しかったです。サラダの方は、正直マグロの存在価値が分からなかったのですが、逆に言うとマグロがなくても良いくらい非常に美味しかったです。

メニューの中心には謎の日本語が。かなり謎ですが、寿司の説明だと思います...

12日目に続きます。