3泊4日で岐阜に旅行に行ってきました。
この記事は2日目の旅行記で、1日目の旅行記の続きです。
2日目は岐阜駅でレンタカーを借り、アクア・トト → 日本モンキーセンター → 犬山城の順で観光しました。
アクア・トトは世界最大級の淡水水族館で以前から行きたかったのですが、水族館としては圧倒的にアクセスが悪いため、なかなか行く機会がありませんでした。
今回は岐阜駅でレンタカーを借りて向かいました。岐阜駅からは20分ぐらいです。10時頃に着きました。
入ると、まず
カピバラがいます。
最近は多くの動物園や水族館で見かけますが、元々は南米の水辺に生息しています。
館内は、まずエレベーターで4階まで上がり、降りていきながら見学するような順路になっています。
まずは
長良川の生物を中心に、国内の淡水魚が展示されています。
こちらはヌマチチブ。ウキゴリなどと一緒に展示されていました。
こちらはドンコ。同じく底生の魚なので、
スマホのカメラでも何とか撮れる魚です。
カエルやヘビといった両生類・爬虫類も多く展示されていました。こちらはアオダイショウ。
ちなみにカエルは草の影に隠れていたりする個体がほとんどでした。(じゃないと野生では食べられますからね)
なお、全体として上流から
下流に向かうように展示されていて、最後は汽水コーナーとなります。
こちらはコトヒキ。他にもシマイサキや、
アカエイなどもいました。
ここからは、
メコン川を中心にアジア圏の淡水魚を展示するコーナーになります。
まず出迎えてくれたのは
ダトニオイデス。「
ダトニオイデス」というのは5種の総称で、こちらはフォーバータイガーという種類だそうです。
こちらはエンツュイ。
揚子江に生息しているコイ目の魚です。ちなみに、高校の時に
琵琶湖博物館で初めて見てから、かなり気に入っている魚です。
こちらはオオアタマガメ。名前の通り大きな頭が特徴的で可愛いです。ちなみに、パッと見て
カミツキガメの仲間かなと思ったのですが、分類上は遠いようです。
こちらは
メコン川の魚がたくさん泳いでいる水槽。
こちらは
メコンオオ
ナマズ。日本では
アクア・トトと
長崎ペンギン水族館にしかいないそうで、私も初めて見ました。
何とも言えぬ可愛さがある魚です。
こちらはイエローフィン
バーブ。体高が高いのが特徴的な、コイ科の魚です。
こちらはバーカーホー。同じくコイ科の魚で、コイ科では最大の魚のようです。
こちらはタイガー
バーブ。縦縞が特徴的な大型の魚です。
もちろん大水槽以外にも、色々な魚が展示されています。
こちらは
トランスルーセントグラスキャットフィッシュ。
観賞魚として人気で、ほかの水族館でも見たことはありますが、改めて見ると美しい魚だなと思います。
テッポウウオもいました。水を飛ばすことで虫を落として食べることで有名な魚で、須磨水族館ではショーも見れます。
こちらはオスフロ
ネムス・グラミー。キノボリウオに近縁な魚で、
ジャイアント・グラミーとも呼ばれるそうです。
ここから先は、
コンゴ川を中心にアフリカの魚を展示するコーナーとなります。
こちらはモノダク
ティルス・セベエ。ヒメツバメウオの仲間で、河口付近に生息しているようです。
こちらはゴライアスタイガーフィッシュ。鋭利な歯が特徴的な、大型の魚です。
テトラオドン・ムブという大型の淡水フグもいました。淡水フグというと
ミドリフグぐらいしか知りませんでしたが、こちらのフグは70cmにもなるようです。
こちらは
タンガニーカ湖の魚を展示している、比較的大きめの水槽です。シクリッドの仲間がたくさんいました。
ここから先は、アマゾン側など南米の魚を展示するコーナーとなります。
かなり写真が下手ですが、こちらはアロワナ。おそらくシルバーアロワナだと思います。
アマゾン川といえば、やはり
ピラルクですね。何匹かいました。
こちらはレッドテールキャット。多くの水族館で見られる魚です。
こちらはタイガーショベ
ルノーズキャット。現地では食用になるそうです。
こちらはオキシドラス。同じく
ナマズの仲間です。
こちらはアマゾンツノガエル。幼生のころから動物食で、他のオタマジャクシを食べるそうです。
こちらは
デンキウナギ。改めて見ると、不思議な姿をしていますね。
最後は特別展のコーナー。今回は淡水フグを集めた展示です。
定番の
ミドリフグや、常設展にも展示されていたテトラオドン・ムブなどに加え、見たこともないようなフグがたくさんいました。
こちらはテトラオドン・
ミウルス。砂に潜り、近づいてきた魚を食べるそうです。
こちらはパオ・スバッティ。求愛の際にはオスもメスも膨らむそうです。
順路の最後にあるアロワナガーデンで昼食。見学にかかった時間はおよそ2時間でした。
なお私はロースト
ビーフ丼をいただきました。水族館のレストランとしては美味しい方だと思いました。
最後におみやげコーナーを見ました。
メコンオオ
ナマズのぬいぐるみの
インパクトが抜群でした。
館外を出てからは、周辺を少し散策しました。こちらは館外の用水路にいたコイ。
アクア・トトは河川環境楽園という施設の中にあり、公園や遊歩道があって、出店も出ていたりと、家族連れなら一日楽しめるスポットだなと思いました。
次は、
日本モンキーセンターへ。
愛知県の
犬山市にある、サルだけを集めた動物園です。
アクア・トトのある
岐阜県からは県境を越えることにはなりますが、車で20分ぐらいの距離にあります。
閉園が16時だったのですが、14時半すぎに到着。
若干バタバタはしましたが、ギリギリ全部を見て回ることはできました。
こちらが園内図。入り口を中心に左側と右側に分かれているような形になっています。
右側にあるWaoランド(
ワオキツネザルが放し飼いされています)が15時までということで、私たちは右側から回りました。
園の右側は「アフリカ館」「南米館」などのように地域ごとにサルが展示されています。
なお、ほとんどのサルは屋外と室内を自由に行き来できるオリの中で生活しています。
こちらのサルはアビシニアコロブス。アフリカ館にいました。
こちらはクロシロエリマキ
キツネザル。
マダガスカル館にいました。
ワオキツネザルは
マダガスカル館にもいました。
写真は撮っていませんが、園の右側には他にも見たことがないようなサルがたくさんいました。(特にアフリカ館やアジア館)
もちろん、
マンドリルやゴリラなどの名の知れたサルもいました。
こちらは園の左側にある「ヒヒの城」というコーナー。アヌビスヒヒというサルがたくさんいました。アフリカの中央部に生息しているそうです。
こちらは隣にある「モンキーバレー」というコーナー。
屋久島にいるヤク
ニホンザルが約150頭いるそうです。ちなみにヤク
ニホンザルは
ニホンザルの亜種のようです。
園の左側には、他にもテナガザルがいる「ギボンハウス」などのコーナーがありますが、それほど見学に時間はかかりませんでした。
また、今回は「夜行性サルの世界」などの一部のコーナーが閉まっていたのもあり、1時間強で見終わりましたが、2時間は見ておいた方が安全かなと思いました。
サルについてはあまり詳しくなかったなりに楽しめましたが、次回はもう少し予習してから来ようと思います。
続いて、
犬山城へ。
日本モンキーセンターからは車で10分程度です。
最終入場が16時半、17時に営業終了でしたが、なんとか16時半前に間に合いました。
ちなみに、場内(有料のエリア)はほぼ
天守閣があるだけなので、見学には30分もかかりませんでした。
こちらは
天守閣からの眺め。
内部には
天守閣の模型なども展示されていました。
また
犬山城は2004年まで個人所有の城だったそうで、歴代城主の写真も飾ってありました。
天守閣を出た時にはすっかり夕方でした。
ちなみに、これで国宝5城は全て行ったことになりました。
5城の中では
犬山城が一番スケールが小さかったですが、意外と周辺に観光地もありますし、立ち寄った際にはぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
岐阜駅で夕食
レンタカーを返すため、岐阜駅に戻りました。
途中で少し渋滞などもあったので、ガソリンを入れる時間も含めると45分ほどかかりました。
この日は
名鉄岐阜駅の方も少し見てみたのですが、特に良さげなお店もなく、昨日と同じくJR岐阜駅の方へ。
駅ビルのアクティブGに入っているエリックサウスで夕食をいただきました。
岐阜まで来てなぜ
インドカレーという気持ちもありましたが、実際それほど名物といえるものもないのは事実です。
ちなみにエリックサウスは店名に「サウス」と入っている通り、
南インド料理のお店です。
普段食べる
インドカレーとは違った味わいで美味しかったです。
3日目の記事に続きます。