2023年8月に中央アジアに2週間行ってきました。
この記事は、14日目にマンギスタウのツアー (1泊2日) に参加した旅行記です。
※ 前の記事はこちら
目次
- ホテルにて朝食
- マンギスタウへ
- Kamap Say
- 昼食
- Shakpak Ata
- Torysh Valley
- Airakty-Shomanai mountain
- Sherkala mountain
- ユルタに宿泊 & 夕食
ホテルにて朝食
まずはホテルにて朝食。
部屋はかなり残念な感じだったものの、ロビーの綺麗な感じからして少し期待できるかと思っていましたが…
よくあるセットメニューでした。
右側のスープは甘くて美味しくなかったです。サマルカンドのホテルでも似たような料理はありましたね…
この後は部屋に戻り荷物をまとめ、また前日の夜に急遽1泊することに決めた韓国での予定を詰めていました。
マンギスタウへ
マンギスタウのツアーは朝10時に出発。
ホテルのロビーでガイドのAskhatさんと合流し、マンギスタウへと向かいます。
最初はアクタウ市内を走りますが、少し走ると何もないエリアになります。
ここからはオフロードです。1日目はかなりオフロードが多かったです。
途中から砂漠の景色になり、ラクダの姿も見られるようになりました。
なお、この辺りのラクダは首輪を付けていたり体に文字が書いてあるものがほとんどだったので、人に管理されているようです。
Kamap Say
最初に行ったのはKapam Sayという峡谷。
写真だと立体感が伝わりにくいですが、けっこう深い谷です。
地層がハッキリと分かるのも美しかったです。
本来の行程には含まれていませんでしたが、立ち寄ってくれました。
昼食
次の目的地に向かう途中、外で昼食を食べます。
頂いたのは、Askhatさんの奥さんが作ってくれたチキンライス。
シンプルな料理ですが、とても美味しかったです。
このほかにもリンゴをいただきました。ウズベキスタンでも思いましたが、日本のリンゴよりもかなり小さめでした。
Shakpak Ata
続いてShakpak Ataへ。マンギスタウには岩を掘って作られたモスクがいくつかあり、そのうちの一つです。
中はこんな感じで、今でも現地の人がお祈りに来られるそうです。
一晩泊まったりする人もいるそうです。
上からは、昔のお墓が見えました。
この辺りにはかつてトルクメン人が住んでいたのですが、ロシアの南下によるカザフ人の南下によりトルクメン人は南に逃れることになりました。
という経緯もあり、トルクメン人とカザフ人の両方のお墓だそうです。
なお、周辺の岩は鍾乳洞のようにボコボコしていましたが、風で削られたことが原因とのことでした。
Torysh Valley
続いて行ったのはTorysh Valley。
Valley of Ballsとも呼ばれていて、文字通りボールのような丸い岩が点在している場所です。なぜ形成されたかは今でも不明とのこと。
ちなみに、一つ一つの岩のサイズ感はこんな感じです。(小さいものもあります)
自分の身長が178cmなので、この岩は3m近くありそうです。
そんなに期待していなかったのですが、岩が思っていたのよりもかなり大きく数も多かったので、満足でした。
Airakty-Shomanai mountain
次の目的地に向かう途中、Askhatさんがザクロのジュースをくれました。アフガニスタン製。かなり美味しかったです。
トルクメニスタンでもザクロの飲み物は飲みましたし、大学のペルシア語の授業の例文でもザクロが出てきたのは覚えています。このエリアでは一般的な果物なのでしょう。
こちらがAirakty-Shomanai mountain。
地層ごとに色が違っていて美しいです。
上に登ることもでき、上からの景色はこんな感じでした。
Sherkala mountain
最後に向かったのは、Sherkala mountain。
マンギスタウでも目玉の一つで、ツアー会社か何かが建てたと思われる物もありました。
正面 (?) から見るとこんな感じ。
すぐ近くには、ほかにも面白い形の岩がありました。
1日目のツアーはこれにて終了。面白い色や形の岩だけでなく、砂漠の景色そのものも美しかったです。
ユルタに宿泊 & 夕食
少し走ってユルタに到着。
ユルタは15個くらいありましたが、宿泊客は2組だけでした。
中々に面白い場所なので、もう少し多くの観光客が訪れるようななると良いですね…
ユルタの中はこんな感じ。泊まるのは自分とAskhatさんの2人だけですがベッドは6つ。
なんと冷房とコンセントが完備されていました。(ちなみに、地獄の門のユルタにはありませんでした)
夕食は近くのカフェにて。岩しかないエリアかと思いきや、ところどころ町があり、しかも綺麗なレストランまであったりするから驚きです。
ちなみに、ここはShetpeという名前の町です。
頼んだのはカザン・ケバブ。羊肉の味に対する苦手意識はなくなりましたが、小骨があるのは少し食べにくくて苦手ですね。
野菜の味付けなども含め美味しかったです。
この後、翌日の朝食を買いに行きました。けっこう大きなお店で、お酒のラインナップが充実していたのも印象的でした。
この後はシャワーを浴びて就寝。翌日はマンギスタウの中でも特に有名なボスジラを見て、ついに2週間過ごした中央アジアを出ます。
15日目に続きます。