夜明けのブロモ火山と砂の海

ピアノ・旅行・料理・サッカーが好きです。

【モルディブ旅行記】センターラ・グランド・アイランド・スパ&リゾート

モルディブの南アリ環礁にあるセンターラ・グランド・アイランド・スパ&リゾートに4泊で行ってきました。

目次

センターラへの移動

マレにて前泊

モルディブの前はスリランカを旅行していました。コロンボを18:50に出発し、1時間強でマレに到着です。

※ 前の記事はこちら

今回の旅行は、スリランカ部分のみ自己手配という形でSTWさんを通して手配しました。

STWさんを選んだのはモルディブ旅行に関して評判が良かったためです。

実は、2日目になってから宿泊プランが違った (※) という問題が発覚したのですが、その後の対応もスマートで結果的に不利益はほとんどなかったですし、STWさんを選んで良かったと思います。

※ 実は「All Inclusive」と「Grand All Inclusive」の2つのプランがあり、おそらくはホテル側のミスにより、後者であるはずが前者になっていました。

マレの空港を出るとSTWの紙を持ったスタッフの方が待機されていて、明日の水上飛行機の説明などを受けました。

現地の方ですが日本語が話せる方なので、英語が苦手な人でも問題ないと思います。

その後、コンビニで水などを購入し、ホテルの送迎車で前泊するホテルに向かいます。

この日に前泊したのはSamann Hostというホテル。

空港からは車で5分か10分ほどでした。乗っている間はモルディブについての説明などを運転手の方がしてくれました。

マレ島とフルマーレ島を結ぶ橋は中国が建てたもので「Friendship Bridge」という名前だが、特に友好はない、という話が面白かったです。

こちらはウェルカムドリンク。同じバスで来たのは自分たちを入れて2組だけだったので、チェックインの手続きはスムーズでした。

フルマーレ島は観光地なので夜でも安全だ、と運転手の方が言われていましたが、翌日は6:30にホテルを出るため、この日は早めに就寝。

空港のコンビニで買ったヨーグルトを食べました。

モルディブにはそもそも牛がいない気がするので、こういうのは日本の方が美味しいと思いますが、これはこれで悪くなかったです。

リゾートへ移動

翌日は6:30にホテルの車で空港へ。

空港ではスタッフの方と合流し、水上飛行機のチェックインをします。

こちらが水上飛行機のチケット。

よく見ると規定の20kgを超えている荷物がありますが、自分のチケットに2人分の荷物 (4個) が書かれているので、2人の場合は合計で40kgまで大丈夫なんだと思います。

水上飛行機のターミナルまでは、飛行機会社のバスで移動します。

ターミナルはこんな感じで立派です。どこに行けば良いかは案内も出ていますが、聞けばスタッフの方が教えてくれると思います。

ここで、ホテルで貰った朝食を食べました。横にしても大丈夫な形のものばかりなので助かりました。

こちらから水上飛行機は出発します。

朝食を食べたり、少しターミナル内を歩いていたりしたら、すぐに出発時間となりました。

空港島はこんな感じでビルが乱立しています。

こちらはマレ。ちなみに、水上飛行機の中はかなり排気の匂いが充満していて厳しかったです。

センターラに到着

こちらが、4泊するセンターら・グランド。35分ほどで到着しました。

ウェルカムドリンクを頂きながら、チェックインの手続き。

その後は朝食を食べてから、エクスカーションの申し込みやシュノーケリングセットの貸し出しなどをし、気づいたら昼前になっていました。

センターラ・グランド・アイランド・スパ&リゾート

リゾートには4泊しましたが、やっていたことはどの日も似通っていたので、時系列ではなく項目ごとに分けて書きます。

ハウスリーフ

天気が悪かった1日目はあまり泳げませんでしたが、それ以外は基本的には午前にエクスカーション・午後にハウスリーフでシュノーケリングという流れで過ごしました。

リゾート周辺の海は非常に綺麗で、非常に多くの魚を見ることができました。

中でもレアだったと思われるのは、こちらのウミガメ。

写真からも分かるかもしれませんが、ドロップオフ (急に深くなるところ) までは基本的には足が着く程度の深さでした。

こんな感じの色とりどりの魚 (写真の中央はアデヤッコ) が大量にいました。

水中カメラで撮影した写真は以下にまとめているので、良かったら見てみてください。

エクスカーション

私たちがセンターラ・グランドを選んだ最大の理由が「乾季にマンタが見たい」「可能ならジンベエザメも見たい」というもの。

エクスカーションのスケジュールは現地に行ってみないと分かりませんでしたが、私たちが訪れた時点 (2023年3月) では、日・月・水・金がジンベエザメ、火・木・土がマンタのエクスカーションでした。

ジンベエザメとマンタを見れる確率はともに50%程度とのことでしたが、私たちはジンベエザメは2回参加して2回目で、マンタは1回参加してその1回で見ることができました。

ジンベエザメは思っているよりも浅いところにいました。

なので、かなり近づくことができました。思っていたより目が小さくて驚きました。

(頭部に黒い点が2つありますが、前が目で、後はエラです。)

マンタは3匹見ることが出来ました。

ちなみに、マンタはかなり速いので、ある程度本気で泳がないと置いて行かれます。(ジンベエザメも本気で泳げば速いとは思いますが)

可能なら素潜りの練習もしておけると、より楽しめると思います。(ライフジャケットの着用は任意でした)

食事

ハウスリーフとエクスカーションの次に重視したのが食事だったのですが、大変美味しかったです。

こちらは初日の朝食。朝からスパークリングワインが飲めます。

一応チェックインは15時ということになっていますが、初日の朝食も食べられます。ただし昼食については、初日も最終日も食べる場合は追加料金とのことでした。

朝食で毎日ドーサ (写真右) が食べられたのは非常に良かったです。中に具が入っているのですが、なぜか最終日だけ辛かったです。

スリランカでも同様のことがありましたが、リゾートなので食べられないほど辛いということはないです。

また、スリランカおよび南インドに近いからか、カレー類が非常に美味しいです。

昼と夜はナンも食べられます。

スイーツは全体的にはそこまででしたが、この写真に写っているパッションフルーツケーキは自分は好きでした。

こちらは初日の夜に食べたステーキ。ブッフェのステーキとしては、これまでに食べた中で一番美味しかったかもしれません。

ワインは何種類かありますが、分からないのでステーキに合いそうなのを持ってきてもらいました。

ここまでは全てメインレストランの「REEF」の話でしたが、イタリアンとタイ料理のレストランもあります。

それぞれ1回ずつしか行っていませんが、3日目の昼に行ったタイ料理のレストランは非常に良かったです。

タピオカココナッツミルクの大きい版みたいなのが非常に美味しかったです。

また、バーもあります。メニューも豊富でした。

ただし、毎日エクスカーションに参加してハウスリーフでも泳いで、という過ごし方をするのなら、アルコールまで満喫するのは難しいと思いました。

また、バーでは夕方からサメの餌付けが行われます。

桟橋の上からでも見えるツマグロだけでなく、コモリザメやエイ、ウツボなども見れました。シュノーケリングでは見れない生き物が見れるので、ぜひ行ってみると良いと思います。

客室

私たちが宿泊したのはファミリータイプの水上ヴィラです。

元々はそれよりも小さい部屋に泊まるプランだったのですが、ホテルの認識ミスか、空いていたからアップグレードしてくれたのかは不明です。

今回は新婚旅行という体で行ったので、ベッドにデコレーションをしてくれていました。(といっても、すぐに片付けましたが...)

スパークリングワインとチョコレートのセットもありました。

こちらはベランダ。

ここから海に入ることができました。非常に浅いので、干潮時に泳ぐのは厳しいですが、他のエリアでも泳げるのでそれほど問題にはなりませんでした。

また、夜は星空を見上げることができました。

スパ

スパのクレジットが1人につき$100付いていたので利用しました。

受けたのは60分のマッサージ ($150)。コースが色々ありますが、自分は指圧に近いコースでお願いしました。

連日のシュノーケリングで首周りがかなり凝っていたのですが、非常に楽になりました。

料金が高いので気軽にはオススメできませんが、技術は高いと思いました。

リゾートの風景

最後に、リゾートの風景を貼っておきます。

海はとても綺麗でした。

客室からレストラン方向に向かう道。

島全体が砂浜なので、裸足で移動することもできました。

夕暮れの景色。なかなか良い感じでした。

センターラからの移動

空港へ

水上飛行機が出発する時間は前日の夜に知らされます。

私たちの場合、夕食後に部屋に帰ってくると紙が置いてあり、そこに9:15発と書いてありました。

ちょっと余裕がないなと思っていたのですが、スタッフの方が新しい紙を持ってきて、10:15発に変わったと教えてくれました。

こちらの水上飛行機でマレに向かいます。結局、飛行機が出発したのは11:30前。

行きは排気の匂いでキツかったことも考慮して、帰りは最前列に座りました。

結局、ずっと鼻と口は押さえていましたが、それでも行きよりはマシだったと思います。

ちなみに車酔いにも弱い方なのですが、揺れは気になりませんでした。

上から見れる環礁もとても綺麗です。

35分ほどで空港のある島まで戻ってきました。

ヴェラナ国際空港

空港に到着後はすぐにチェックインしました。

マレを観光して戻ってくるというプランもあったのですが、3時間半で出発なのを考えると厳しかったです。

出国の手続きはスムーズに進み、出国後エリアで昼食を食べることにしました。

こちらはパッタイ。マレの空港内は非常に物価が高く、2,000円くらいします。

こちらは妻が頼んだトムヤムヌードル。

日本の感覚からすると高すぎますが、普通に美味しかったです。

昼食後は空港内を散策。それほどお店はありませんが、免税店や、スリランカに近いからか紅茶のお店などもありました。

ぬいぐるみコーナーもありますが、やはり日本と比べてクオリティは断然低い上に、値段もかなり高かったです。

こちらのクマノミに至っては可愛いどころか狂気を感じます。

各言語で書かれた魚の図鑑が売っており、買うか迷いました。

ネットで調べれば分かるかなと思い、結局ケチって買いませんでしたが、ほとんど誤植もなく、良い商品だと思いました。

シャチってインド洋にもいるんですね。

コロンボ経由で成田へ

コロンボまでは1時間強のフライトです。

行きと同じくパイが出ました。ちなみにドリンクはソフトドリンクのみでした。

コロンボでは2時間の乗り換え。すでに紅茶などは買い尽くしていたので、特にお土産などは見ませんでした。

ちなみに、噂に聞いていたトイレでチップを要求してくる空港職員に遭遇しました。空港にしては、なかなかの無法地帯です。

いよいよ日本に帰ります。スリランカと合わせて9泊11日、そこそこの長旅でした。

夜のコロンボ。そこそこ明るいです。

乗ると、わりとすぐに機内食が出されます。

自分はフィッシュを選びました。スパイシーなカレーです。

5時半ごろに朝食が出て、日本には定刻通り7時半に着きました。

改めて、やはり移動時間は長いなというのが正直なところですが、それに値する経験はできたと思います。

家族連れで来られている方も多かったですし、また来られたら良いなと思っています。